二ヶ月前にオープンの新店。
最寄り駅は【川崎新町】も、
例によって運動と運賃の節約を兼ね【八丁畷】から徒歩で。
【東口】から【京町通り】に出、
【松屋】と【不二家】の間の【貝塚京町線】に入り、
150mほど進んだ左側。
15分に満たない行程。
店内は厨房に向いたストレート八席のカウンター。
11:20の入店で先客は二。その後、
食べ終わって出るまでの来客は一。
オーダーは各所に貼られているメニューを見て直接。
会計はカウンター越しに前払い。
食したのは、
煮干しらーめん+半カレーセット。
値段は780+300で1,080円。
3分ほどの待ちで先にカレーが。
更に1分後に麺が供される。
カレーは器こそ変わっているが
オーソドックスな見た目。
ラーメンの方は一風変わっている。
ははぁ、その源泉はここだな、と
思うのは・・・・。
チャーシューではなく、焼いた豚肉のせいか。
脂の無いロース肉が三枚。
トランプ大で焼き目も付き、肉々しい。
が、すっと歯が通る。
生姜の風味。
メンマは太い拍子木状。
甘鹹い味が付いている。
胡麻油の香りと発酵香。
しゃくしゃくした歯触りで美味しい。
葱はささがきの白葱と
小口の万能葱。
麺は中、縮れ。表面はつるつる。
ずるっと啜ればもっちりな噛み応え。
良くできている。
量は150gほどもある。
「菅野製麵」の木札が店頭に置かれている。
スープは煮干し醤油で、澄んだ紫色。
さっぱり目にふれているが乾物魚介の旨味はしっかり。
カレーを食べた後でも負けていない。
六割ほどを飲んでしまう。
カレーには福神漬けも付く。
こげ茶色のとろりとしたルーで香り善し。
辛さは控え目で、時にぴりっと走る程度。
コクもしっかりあり、
中学や高校の文化祭のバザーで食べた味を思い出す。
懐かしい。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
そう言えばラーメンも懐かしさを感じさせる味。
オマケにこの内容と量で780円は良心価格。
今度は《煮干し油そば》を食べに来よう。