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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

報道写真とデザインの父 名取洋之助 ― 日本工房と名取学校@日比谷図書文化館 2012年6月3日(日)

旧『日比谷図書館』が『日比谷図書文化館』と名前を変え
文化機能を持つ総合施設に変貌していることは
ついぞ知らなかった。

館内には「常設展示」もあり
(こちらは無料)、現時点では
千代田区12,000年の歴史が俯瞰できる展示が
開催されている。

「特別展」の会期は今月26日(火)まで
「没後50周年記念企画」の副題が付いている。
一般の入場料は300円。

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入場は入り口左手にある券売機で入場券を購入、
更に入場ゲートの脇にあるQRコードリーダにかざす。


出展数は優に百を超えるのだが、
半数は資料。
妙に、学術的な方向に走っていて、
ここいら辺は「官」が表出しているのか。

確かにメインタイトルは裏切っていないのだが、
ここはもっと業績の最たるもの、
溢れる程の物量の写真で押し切って欲しかった。


肝心の作品群は戦中・戦後直ぐの写真が主体。

戦中のそれは、海外に日本を紹介する仕事、
ベルリン五輪」や「旧満州」「朝鮮半島」など。

戦後については作品集から数点がピックアップされている。


率直に言わせて貰うと、これで300円は高い印象。
理由は、言わずもがなだけど。