RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

2013年新春浮世絵名品展(前期)@礫川浮世絵美術館 2013年1月20日(日)

「礫川」こう書いて
「小石川」と読むらしい。
ついぞ知らなかった。

なので、その存在自体は把握していたのだが、
何と無く、城東の方角に在る様な気がしていて、
今回、招待券を頂いたので、
改めて確認すると、最寄駅は【春日】なんだねぇ。

ちなみに一般の入場料は500円。

【春日通り】と【千川通り】が交差する角、
シビックセンター】の真向かいのビル5階が
それなのだが、入り口の脇の

イメージ 1


こんなポスターや、

イメージ 2


こんな案内、

イメージ 3


更にエレベーター内のポスターを見て、
漸く、ああ、此処で良いんだと安心する。

正直、入り口が判らなくて
少々、迷ってしまった。

それ程、そっけない風情で、
ぽつんと在る。

ちなみに会場は、
当該ビルの五階。


五階で降りると、上履きを脱いで
スリッパに履き替える様
指示した掲示がある。

そのスリッパも、表面は藺草(要は、畳表)で出来ている。
まぁ、凝っている。

Web上の設立趣意書を読むと、
どうやら私設の美術館の由。
その志や善し。


入り口脇のカウンターに入場券を渡すと、
半券を丁寧に鋏で切り、出展リストを渡しながら
・展示は一か月毎に掛け替わること
・(同時に渡された)優待券で、次回は100円引きになること
・右手から順路で、年代が古い順に展示されていること
等が丁寧に説明される。


会場内はかなり狭い。

展示数も三十強と多くは無い。

照明は作品保護の観点からだろう、
かなり暗め。

しかし、来場者は少なく
(先客二、後客三)、鑑賞に不都合は感じない。
ゆっくりと、細かい描写まで、仔細に観ることができる。


若干のうらみがあるとすると、
常連らしき人、やたらスノビッシュな人が居て、
館員もそれに合わせて逐次会話をする点か。
あまり気分の良いモノではない。


展示点数を勘案すれば、
正直割高に感じる。

しかし、並んでいるのは、
確かに「逸品」だと、
素人目にも判る凄みはあるのだが・・・・。


前期は~今月25日(金)、
後期は~来月24日(日)まで。