RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

Women's Art Style@COREDO日本橋 2010年3月7日(日)

こちらは【日本橋】に在る複合商業施設。
ここが主催する、20代の女性若手アーティストの展示会は、
今年が二回目。

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B1~4Fまでの各フロアーの至る所に置かれた作品は、
七人の計31点。

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フロアマップも各所に設置され、それを頼りに進めば
見逃すことは無い。

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アーティストの来歴や作品の案内も丁寧。

でもね、あるものは、昇りのエスカレーターの壁面に展示されているので、
観難いったらありゃしない。
エスカレータ脇に置かれている作品を仔細に眺めていると、
なんだか怪しいおぢさんと見られているようで、
何と無く落ち着かない。
展示方法には一考を求めたい。

最早評価が定まっている『梁熙』の作品は二点。
しかし、一点は大きなフラッグ状で(本展のポスターにも
あしらわれている)ゆっくり鑑賞向きではない。
〔Angelica〕こそ本領発揮。
江口寿史』描くところの美少女の線を極太にしたような描写が好ましい。
また、そのシチュエーションも意味深だ。

『岩本室佳』の〔Cinderella〕は計十点。
作品はタイトルからは程遠い、モップで作られた犬。
赤い下を出し、太い長い毛に覆われた犬の背中からは、
モップの棒が突き出している。
が、その造形は至極リアル。
いや、笑わせてもらいました。これは。
特に、ステンレスの物干しから複数ぶら下がっている姿は秀逸。
激しくユーモアーが漂っている。


でも、回っている時に思ったのだが、
ワザワザこの企画を観るために、
電車代と時間を使って来る
自分みたいなモノ好きって、そんなにいるのかなぁ。
この様なあり方で、ホントにいいんだろうか?