RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

うどん すだち屋@大森 2021年8月23日(月)

一ヶ月ほど前に、前を通った時に
おやっと思った。

ここはそのムカシに近隣の胃袋を満たした
『水』の在った場所。

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当該店はその後@渋谷に移転し、
追いかけて一度訪問したけど、
その後はどうしているだろう?

  同じ場所にまた、麺のお店が入ったのね。

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しかも何やら以前と同じに
美味しそうな雰囲気が漂って来る。


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出来ますものは、札になって
店の外に置かれている。

好きなメニューの札を選び、
入って直ぐ左手のレジで先払い。


食したのは、
とり天ぶっかけ(冷)+大盛り。
値段は780+100で880円。

冷と温は別の札になっているので
注意が必要。


店内は八人掛けと四人掛けのテーブルが各一卓。
時節柄向き合いには透明のアクリル板も設置。

入り口の戸は開け放たれているし、
消毒液も完備。

11:15の入店で先客はゼロ。その後
食べ終わって出るまでの来客もゼロ。

 

札を渡してから4分ほどで
小振りな丼に入った一杯が供される。

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胡麻油の良い香りが立ちあがる。
鶏天は揚げたてなのだな。


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トランプ大、薄めが五枚。
衣はかりさく。
肉質もみっしりと詰まっている。

一枚はそのまま、
もう一枚は添えられた山葵を付けて。

残った三枚は後のお楽しみに取っておこう。


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麺は太、ストレート。
エッヂが立つも表面は絹肌で滑らか。

ずるっと啜れば、もっちりした噛み応え、
芯にはきっちりしたコシ。

喉越しもつるりとして、官能的ですらある。

ただこれだけじゃあお腹は膨れないな。


汁は底の方に少々溜まっている。

鹹過ぎず尖りも無いし、出汁の旨味もしっかり。
これにもつんと来る山葵が合う。


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かやくご飯はデフォで供されるよう。
やや濃いめの味付け、硬めの炊き加減。
お焦げも、良い具合に入っている。

しかも、お代わり可なので、
これは嬉しいかも、って『水』もそうだったよなぁ、
衣鉢を継いでるのかしら。

ここで先に残して置いた鶏天の出番。
まだ熱さの残るやつを汁に漬し
わしわしといただく。

ああ、幸せだぁ。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


もう三年も前に開店していたようで
今まで気づかなかったことが悔やまれる。

『坂本01』は昨年末に閉店しちゃったけど、
代替になるくらいの良店だな。