RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

sisi煮干啖@虎ノ門 2020年7月13日(月)

日本橋】の人気店が
虎ノ門横丁」に出店してると知ったのは前回の訪問時。

jyn1.hatenadiary.com

 近所までは行くのに、なかなか訪問機会のない店だっただけに
これはラッキーと素直にとらえる。

今日は12:40の着で360人が入場中、
「空席あり」の表示。

念のため、入って直ぐの場所に在る『勝本』のメニューも確認。
まだ《つけ麺》は供されていないよう。
それにしても空席が目立つな。

 

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標題店は厨房を囲むL字型十席のカウンター。

この時点で空席は一。しかし自分の前には二人連れが一組。

先に案内してくれるかな、と思ったら、
整理券を取って並ぶよう指示される。

どうせ二人連れが多く、席もその数だけ空くのだろうし
先客に了解取って座らせてくれればいいのに。
その方が回転も上がるだろうに。

2分後に片側の五人がさっと退店。だけど
結局座る様指示されたのは最初から空いていた角の席。
なんだかなぁ(笑)

その後、食べ終わって出るまでの来客は二。


オーダーは各所に置かれたメニューを見ながら直接。
会計は食後にカウンター越しに現金で。

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食したのは、
にぼたん中。
値段は900円。


10分ほどで平たい器に入った一杯が
カウンター越しに供される。

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一目見て、おやおや、麺が随分と少ないんだな、と。

 

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微塵の生紫玉葱。
一旦、水にさらしてあるのだろうか、刺激が少ない。

 

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岩海苔もたっぷり。

 

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トランプ大、薄めの豚ロースが三枚。
軟らかいし味付けも良好。

中央には鶉の玉子が一個。


予め和えられてはいるようだけど、
トッピング具材を混ぜるのにざっくりと撹拌する。

こに時点で煮干しの香りがぷんと立ち上がる。

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麺は中、ストレート。あまりパスタっぽくは無く、
見るからにラーメン類のそれ。

軟らかめでもっちりした噛み応え。
浅草開化楼」製を示す札が掲示されている。

量は150g前後だろうか。


味付けは煮干し+バター。軽く柑橘の酸味。

にぼ感はがっと来るよりも、まったりした油分と共に
緩やかに口中に広がる感じ。

かなり上品に仕立てられている。


フォーク一本だけを使い綺麗に完食も、
どちらかと言えば《混ぜそば》を食べているような感覚に。
煮干し背脂の。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


日頃ラーメンの値段が高くなったと
ぶつくさ嘆くことが多いけど、
今日に限ってはそんな思いもどこかに置いてしまうコスパ感。