RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

らーめん一会(5)@大森 2020年5月25日(月)

最後の訪問は2008年2月のコト。

最近でこのパターンが多いのは、
公共交通機関を利用せずに行ける場所に在って、
①つぶれたら困る店
②「RDB」での評価がそれほど酷くない未訪店
を意図して廻っているから。

コレクター的には忸怩たるものがあるんだけど、
時節柄仕方が無いよね。

 

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店内は厨房に向いたストレート十席のカウンター。
二階はテーブル席のハズだけど、使われているのかしら。

入り口のドアは大きく開け放たれている。

13:00の入店で先客は一。その後
食べ終わって出るまでの来客は三。


オーダーは各所に置かれたメニューを見ながら直接、
会計は食後に、渡された伝票を持ち入り口前のレジで。

食したのは、
和風つけ麺+麺大盛。
値段は750+110で860円。


発注から4分ほどで麺とつけ汁、割りスープの入った急須が同時に供される。

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うわ!麺量が多いんですけど。
盛り上がり方が凄い。

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細、縮れ。透明感があり、きゆっと水で〆られぴかぴか。
一掬いすれば、ずっずっと啜れ、つるしこ。
喉越しも気持ち良い。

量は360~380gくらいあるんじゃないか。
通常盛りでもそこそこ満足できたなぁ。

頭頂部には水菜と白髪葱がちょこんと乗る。


チャーシューは花札大の薄めが一枚。
小さいものの、味付けは良いし、肉質もつまって軟らか。

 

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メンマは薄色・薄味。
繊維が歯に当たる。

 

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玉子半分はやや硬めの茹で加減も
黄身は濃厚、出汁も染みて美味しい。

 

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つけ汁は風変わり。

しょっつるの様な魚醤をカエシに使い
出汁で割っているんじゃ?と思わせる。

さらさらとしながらも鹹さは相当なもので
軽い酸味に独特な風味。

後を引く旨さで、多い麺量を一気呵成に食べ切らせる力強さ。

一練り添えられている山葵を溶かして味変すれば、
これがまた乙な感じ。

 

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最後は割りスープをちょっとだけ。
鹹さが強すぎて完飲はせず。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


麺は普通量でトッピングを追加した方が
満足度は高かったな。