最後の訪問は2008年2月のコト。
最近でこのパターンが多いのは、
公共交通機関を利用せずに行ける場所に在って、
①つぶれたら困る店
②「RDB」での評価がそれほど酷くない未訪店
を意図して廻っているから。
コレクター的には忸怩たるものがあるんだけど、
時節柄仕方が無いよね。
店内は厨房に向いたストレート十席のカウンター。
二階はテーブル席のハズだけど、使われているのかしら。
入り口のドアは大きく開け放たれている。
13:00の入店で先客は一。その後
食べ終わって出るまでの来客は三。
オーダーは各所に置かれたメニューを見ながら直接、
会計は食後に、渡された伝票を持ち入り口前のレジで。
食したのは、
和風つけ麺+麺大盛。
値段は750+110で860円。
発注から4分ほどで麺とつけ汁、割りスープの入った急須が同時に供される。
うわ!麺量が多いんですけど。
盛り上がり方が凄い。
細、縮れ。透明感があり、きゆっと水で〆られぴかぴか。
一掬いすれば、ずっずっと啜れ、つるしこ。
喉越しも気持ち良い。
量は360~380gくらいあるんじゃないか。
通常盛りでもそこそこ満足できたなぁ。
頭頂部には水菜と白髪葱がちょこんと乗る。
チャーシューは花札大の薄めが一枚。
小さいものの、味付けは良いし、肉質もつまって軟らか。
メンマは薄色・薄味。
繊維が歯に当たる。
玉子半分はやや硬めの茹で加減も
黄身は濃厚、出汁も染みて美味しい。
つけ汁は風変わり。
しょっつるの様な魚醤をカエシに使い
出汁で割っているんじゃ?と思わせる。
さらさらとしながらも鹹さは相当なもので
軽い酸味に独特な風味。
後を引く旨さで、多い麺量を一気呵成に食べ切らせる力強さ。
一練り添えられている山葵を溶かして味変すれば、
これがまた乙な感じ。
最後は割りスープをちょっとだけ。
鹹さが強すぎて完飲はせず。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
麺は普通量でトッピングを追加した方が
満足度は高かったな。