RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

らーめん 勇(18)@川崎 2020年6月4日(木)

標題店もまた、
無くなると困る一軒。

ただ【川崎】へは電車への移動が必須だし、
直近では用事もないしで、場所自体がとんとご無沙汰。

ただ今日はね、所要のついでに。
時間はムリしてでも作りますよ。


繁盛しているとはいえ個人商店。
生き長らえているかどうか正直どきどきもの。

が、店頭に出されているA看板が目に入り
ほっと胸を撫で下ろす。

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入り口の引き戸は全開。

二席×二卓のテーブルはそのままも、
L字型のカウンターは五席に間引かれている。


13:10の入店で先客は四。その後
食べ終わって出るまでの来客はゼロ。


券売機は入り口右手。
メニューが整理されたのだろうか、
全体にすっきりした見目。

食したのは、
醤油チャーシューつけめん。
値段は1,050円。

気分が高揚しているので
ちょいと驕ってみる。

ただ常なら迷いなくランチ無料の大盛りコールも、
体重増が気になる今日この頃、やはり自重する。


食券を渡してから11分ほどで、
麺とつけ汁が同時に供される。

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チャーシューの存在感に圧倒される。
大人の掌大、1㎝厚のロース肉が三枚。

軽く炙られ香ばしい。
箸で摘まむとくたっとする軟らかさ。
口の中でとろり蕩ける。

それでいて豚の旨味は抜けてないし
出汁の味も染みて美味しい。

 

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麺は太、捻じれ。
ごつごつさを感じさせつつも表面は滑らか。

ずるんと啜り、もむっと歯を立てれば
格闘感は無く芯までムラなく茹り、もちんとした噛み応え。

量は200gちょっとか。

 

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つけ汁は動物系+魚介系。
柔らかい口当たりにとろみあり。

葱のアクセントと胡椒のピリ辛が効いて、
よくある系とは一線を画す旨さ。

濃さも絶妙で、完飲をすんでのところで思いとどまる。

 

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中には乱角のチャーシューとメンマ。

このチャーシューも随分と大きく
赤身の繊維を感じながらすっと歯が通る。

メンマも歯応えにバラツキなく良く出来ている。

 

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トランプ大の海苔が二枚。
厚みがあり香りも良い。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


きわめて満足度の高い一杯。

これからも折に触れ通います。