RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

喜家 ともえ軒(2)@大森 2020年5月21日(木)

前回の訪問は新規オープン間もない2010年9月のコト。

jyn1.hatenadiary.com

 けして交通至便とは言えないこの場所で、
それから十年の事業継続は
地域に根をおろし支持もされている証左かと。

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入り口の引き戸には、時節柄
時短営業の貼紙。

店内は厨房を囲むL字型七席のカウンター、
二人掛けのテーブルが一卓。

12:45の入店で先客はゼロ。その後
食べ終わって出るまでの来客は二。


オーダーは各所に置かれたメニューを見ながら直接、
会計は食後にカウンター越しに。

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食したのは、
特製醤油+おおもり。
値段は950+100で1,050円も
ランチタイムは おおもり 無料らしく
実際の支払いは950円。

更には《塩》を希望も、専用のちぢれ麺が未着とのことで
やむなく味を変更した経緯。

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発注から5分ほどで
店名の入った漆黒の切立丼に入った一杯が
カウンター越しに渡される。

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「特製」だけあり前面はリッチ。

 

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チャーシューは大人の掌大、
7㎜厚のロース肉が二枚。

味が沁み、肉質も詰まりながら
すっと歯が通る。

 

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玉子の黄身はやや硬めに茹っている。

醤油系の出汁も沁み、濃厚で美味しい。

 

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トランプ大の海苔が三枚。

 

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モヤシが一掴みに若布も入っている。

 

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麺は細、ストレート、軽くウェーブ。
芯までムラなく茹り、やや軟らかめ。

つるっと啜れ、ぷつっとした噛み心地。

そして量が無茶苦茶多い、
200gを軽く超えている。


スープは鶏ガラ醤油。
温めで、はむっと口に含める。

表面には透明な油が厚めに。

味付けは醤油も出汁もかなり薄め。
ちょっと物足りなさが漂う。

最悪感を持つことなく、ほぼほぼ完飲。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


麺量を筆頭に抜群のコスパ
メニューのバリエーションも含め、人気の理由なのだろう。