前回の訪問が新規開店間もない2019年1月27日だから
一年三ヶ月振りか。
店内は厨房を囲むL字型十二席のカウンター。
13:05の入店で先客はゼロ。その後
食べ終わって出るまでの来客もゼロで
こんなんで開けている意味あるのかしら、と
心配になる。
入り口のドアは開け放たれ、
今日も「三密」とは程遠い食環境。
券売機は入り口左手。
食したのは、
特製鯛塩つけめん。
値段は1,000円。
普段なら払わない金額だけど
直近では(自身の)エンゲル係数も下がっているし、
店を少しでも応援したい心意気もアリで。
並・中・大は同料金との表示なので
食券を渡す時に中盛り=380gを申請する。
同時にライス有無の確認もあるが
ランチタイムは無料だったりするのかしら?
8分ほどで、麺とつけ汁が同時にカウンター越しに渡される。
ほう。麺は平たい皿に盛られているのね。
チャーシューは大人の掌大、
ロース肉が二枚。
豚のしっかりした味。
すっと歯が通る。
冷たいのが難点だが、
つけ汁に漬せば無問題。
炙られた鯛の解し身が少々。
そのまま食べればややの塩味と芳ばしさ。
つけ汁に投入すれば、旨味が付加。
メンマは濃い色と味でしゃくしゃくした歯ざわり。
でも量が少ないかも。
トランプ大の海苔が三枚。
玉子の表面は薄い色付き。
半分に割れば黄身がとろりと流れ出し、
濃厚で美味しい。
出汁の沁み具合も良好で、これは良く出来ている。
麺は、やや細、軽く捻じれ。
ずるっと啜れはするものの、
芯が太くかなりごわごわ、ややぼそっとした舌触り。
量は茹で前で250~260gくらいの体感。
つけ汁は目の前に置いた途端、胡麻油がほわっと香る。
軽く白濁し、表面には白胡麻と三つ葉。
複層的な塩味が十分に効いて深みがある。
鯛出汁はしっかり下支えで膨らみのある旨味。
尖りはなく、まろみのある味が口中に広がるが
完飲はせず。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
前回食べなかった醤油味の汁モノとの心づもりだったが、
気温も意外と高く直前に本選択に変更。
次回があれば初志貫徹で。