RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

丸直(9)@新馬場 2022年6月13日(月)

課題の《混ぜそば》類で、
唯一残っている一杯を食べに。

辛味が先に立つことあり、
どうしても優先度は低め。

11:30の入店でイの一番。
その後、食べ終わって出るまでの来客は五。


券売機は入り口左手。

食したのは、
汁なし担々麺。
値段は930円。


食券を渡してから
10分ほどの待ちで供された一杯。

全面を具材が覆っているのは嬉しいが、
脇からチラ見えする汁が、随分と赤い。

それでも、立ち上がる花椒の香りが鼻を刺激し
食欲をそそる。


手前には細かく挽かれた豚肉。
その脇にはたっぷり青葱。


ささがきの白葱。干し海老もトッピングされている。
ピーナッツの砕き方は粗目。白胡麻はたっぷり。


水菜は一掴み。
緑色が鮮やか。


普段であれば、混ぜ合わせた後で麺の写真を撮るのだが、
食べられないほど辛かったらどうしよう、
(受けてくれるかは判らないが)辛さ控え目をリクエストすれば良かったか?
などの邪心がよぎり、ついぞ忘れてしまう。


麺は#12と表示されている通り、
中、ストレートでもちもちの噛み応え。

量は確かに200gほど。


辛さや痺れはそれほど強烈ではなく、
特に前者に耐性の無い自分でも
余裕で食べられるくらい。

汗が滲むことも、唇がひりひりすることも無く。
かと言って不足は感じず、丁度の塩梅。

花椒の香りは良く、練り胡麻のまったりした旨味も。
加えて魚介系の味、とりわけ炒って香りを立てた干し海老の存在感が強くある。


最後は添えられている穴開き蓮華を使い、
固形物は全て掬いきる。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


涼しくなったら、《魚介醤油》以外の汁モノを
順次制覇しに来よう。

おっと、その前に「限定」か。
今は、甘酸っぱい魚介出汁の《つけ麺》が供されている様子。

 

 

 

 

 

 

 

三条カレーラーメン

HPには
「うまさぎっしり新潟 うんめぇ」と
書かれている。

うまさぎっしり新潟 うんめぇ 三条カレーラーメン|商品情報|エースコック株式会社

それにしても「燕」も「三条」も近隣なのに
片や《背脂》、片や《カレー》が名物とは何とも不思議。

燕三条」と括られることも多いし(実際、市名はそうなっている)。


なのでパッケージに書かれている由来にも、
少々、眉に唾を付けたくなる。


新潟発らしく「米粉」の使用もウリのよう。


具材もスープも、予め麺と一緒に投入されている。


湯戻し時間は3分。

芳ばしいカレーの香りが立ち上がる。

辛さは中庸。

具材は玉葱の食感が面白い。

和風の出汁も適度に効き、
蕎麦屋のカレーを彷彿とさせる味の組み立ては
なんとなく懐かしい。

 

 

 

 

 

 

 

まぜそば 渋谷 チョップス@渋谷 2022年6月11日(土)

三週間前にオープンの新店。
まぜそば たまに らーめん チョップス@代々木』の
二号店との認識。

場所は【文化村通り】沿い、【109】の対面。

店内は厨房に向いたストレート十二席のカウンター。

11:15の入店でイの一番。
その後、食べ終わって出るまでの来客はゼロ。
また、週末の渋谷は、出足が遅いからなぁ。


券売機は入り口左手。タッチパネル式。

食したのは、
まぜそば 大300g。
値段は850円。

お好みの設定も、パネル上で行い、
紙チケットに印字される。

ニンニクは無し。
あぶらは普通。
玉子の種類は温泉玉子。

給水機も券売機の横に在るので、
ここでコップに水を入れ着席する。


5分ほどの待ちで供された一杯。

おや、豚がしっかり固形だ。
野菜は多くないので、+50円で増しても良かったか。


豚の表面積は花札大だが、
厚さは2.5㎝ほどもある。

肉質はしっかり、脂もほど良く落ちている。
すっと歯が通り、しかし、醤油が染み
かなりしょっぱい。

それが二個入り、満足感はまずまず。


野菜はモヤシ主体にキャベツもそこそこ入っている。
しゃき感の残る茹で加減でほくほく。
量は一掴みほど。


温玉も添えられ、
これは中途から崩して混ぜることにしようか。


先ずはさくっと天地を返し撹拌する。

汁も結構入っているので、麺が次第に濃い色に染まって行く。

麺は中、強く捻じれ。
表面は滑らかで、色味は薄め。

特徴的なのは一本の短さ。
{家系}よりも遥かに短い。

そして、小麦がむぎゅっと詰まった
ぐみぐみとした噛み心地。

両者が相俟って、まるでマカロニを食べているようなんだが。
オーションを使っているだろうことも
余計にその思いを強くさせる。

「カネジン食品」の謹製。

量は体感で300gに欠けるくらい。


出汁は豚醤油で、(おそらく)カネシの旨味と
鹹さが効いている。

豚同様にしょっぱくて、舌にじんじんと響いて来る。

 

なので、やはり残しちゃうよね。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


全部食べ終わるのに7分弱ほど。

麺の短さが時間が掛かった理由。

短すぎても、存外食べ難いものだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

つけ麺専門店 三田製麺所@虎ノ門 2022年6月9日(木)

以前に来たことがあるような気がしていたけれど、
【白山祝田田町線】沿い、【外堀通り】から直ぐのこの店は
どうやら初訪のよう。
前はよく通るんだけどね。


店内は厨房に向いた長いコの字型十五席のカウンター、
四人掛けのテーブルが二卓。

11:00の入店でイの一番。
その後、食べ終わって出るまでの来客は四。


券売機は入り口左手奥。

食したのは「店舗限定」と書かれている、
特製油そばを塩で。
値段は790円。

ちなみに《醤油》は既食。

「@川崎」でも供されているけれど、
クーポンの期限も迫っていたし、
移動のついでの都合も良かったし。

例によって「三田盛り」はクーポンを提示し、
無料で頂く。


食券を渡してから10分ほどの待ちで
丼と平皿が同時に供される。

見本の写真通りの見た目。


「三田盛り」の分と合わせ、
味玉が二個になっちゃった。


油そば》の方には解し肉がたっぷり。


葱も一掴み。これが無いと画竜点睛を欠くと思う。


メンマは太い拍子木状で短め。
瑞々しいが、歯触りには随分とバラ付きが。


麺はお馴染み、中、軽く捻じれ。
むちもちでウリにするだけはある美味しさ。

量は200gちょっとか。


味付けは尖りの無い塩。
油分もしつこさが感じられない適度な分量。

軽く魚介の旨味がするのは、気のせいかな。
それとも油由来かしら。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


《醤油》よりも、こちらの方が好きな味。

それにしても、この夏は
以前計画していてコロナ禍の為に頓挫した、
「限定」を矢継ぎ早に出してほしいもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

ASAHI WHITE BEER

販売者は「アサヒビール」も
製造者は「軽井沢ブルワリー」となっている。

 

これと同様との認識で宜しいか。


しかも、5月10日~東京都/神奈川県の「セブンイレブン」で発売、
オンラインショップでは予約受付中、7月20日~発売と
かなりトリッキーな販売方法。

当然、数量や期間は限定と思われ。

 

 


アルコール度数は5°。

原材料には、麦芽/ホップの他に
小麦/オレンジピールコリアンダーシード。


かなり柔らかな口当たりで、
{ホワイドビール}らしい仄かな甘み。

特徴的な香りには、柑橘系の爽やかさも潜む。


同じ製造所でも、素材が異なれば受ける印象も違うと言うことか。

大砲ラーメン 明太高菜とんこつ味まぜそば

本年2月発売の新商品。


『大砲』は{トンコツ}ラーメンの有名店との認識も、
それと{まぜそば}のカテゴリーが、何ともマッチせず。

勿論、明太子や高菜は、合わせものなので、
それとは真逆、ピッタリの印象なのだが。


裏面には、オリジナルメニューであることの断り書き。


明太子はお馴染み「ほぼ明太子」であるよう。


具材は先入れ。
ソースと ふりかけ は後入れで、
ふりかけ にも明太子が入っている。

 

茹で時間は5分と長め。
成程、麺も太そうに見える。


明太子と高菜の辛さが良い塩梅。
軽い酸味もあり、味付けはかなりオイリー。

茹で前の麺量も130gあるので、
そこそこお腹が膨れるのもまた善し。

 

 

 

 

 

 

 

 

鳥藤とりそばスタンド@グランスタ東京 2022年6月4日(土)

4月21日に【グランスタ東京】内にオープンの新店。

【南口】傍の改札内の奥まった場所なので
外に出てしまわぬよう注意が必要。

「スタンド」と書かれている様に、
焼鳥屋さんに併設、
厨房に向いたストレート五席のカウンターだけの
狭いスペース。

加えて、先払いはテイクアウトの焼鳥と
共通のレジなので、そちらが混んでいると待たされることも。

11:10の店頭着で、丁度満席。

その後、食べ終わって出るまでの来客は三。


5分の待ちで会計をし、着席。

食したのは、
とりそば。
値段は950円。


3分ほどで、四角い盆の上に蓮華もセットされ
カウンターの上に置かれた一杯。

具材がたっぷりで嬉しくなる。


チャーシューは鶏照焼の削ぎ切りが二枚。
大きさは掌ほどで厚みもあり。

甘辛い味付けに、肉自体の美味しさもかなりのもの。
それでいて軟らかく、心地良い歯の通り。

上にはカイワレがちょこんと乗せられている。


味玉の茹で加減も上々。
黄身の芯がとろりと流れ出す。
半分なのが惜しいなぁ。

メンマの歯触りはしゃくしゃく。
発酵香もする。


熱々の雲呑も一つ入る。
箕の形状が美しい。
中の餡はむっちりと詰まっており
嬉しい。


麺は細、ストレート。
表面は滑らかもエッヂが立っている。

つるりとした啜り心地に、
しこしこの噛み応え。

量は100g強はあるが、
大盛りにできないのは残念。


スープは鶏清湯で。醤油の味が軽くする。
鶏の旨味も、強烈に響くのではなく、
じわじわじわと太陽が照らすように次第に折り重なって来る。

ざくざくと切られた葱を追いかけながら、
八割方を飲み干してしまう、それでも後で喉が渇くことはなく。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


@築地の本店には《冷もり中華そば》があるらしく、
営業時間と曜日のハードルは高いが、なんとか食べてみたいもの。