RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

鳥藤とりそばスタンド@グランスタ東京 2022年6月4日(土)

4月21日に【グランスタ東京】内にオープンの新店。

【南口】傍の改札内の奥まった場所なので
外に出てしまわぬよう注意が必要。

「スタンド」と書かれている様に、
焼鳥屋さんに併設、
厨房に向いたストレート五席のカウンターだけの
狭いスペース。

加えて、先払いはテイクアウトの焼鳥と
共通のレジなので、そちらが混んでいると待たされることも。

11:10の店頭着で、丁度満席。

その後、食べ終わって出るまでの来客は三。


5分の待ちで会計をし、着席。

食したのは、
とりそば。
値段は950円。


3分ほどで、四角い盆の上に蓮華もセットされ
カウンターの上に置かれた一杯。

具材がたっぷりで嬉しくなる。


チャーシューは鶏照焼の削ぎ切りが二枚。
大きさは掌ほどで厚みもあり。

甘辛い味付けに、肉自体の美味しさもかなりのもの。
それでいて軟らかく、心地良い歯の通り。

上にはカイワレがちょこんと乗せられている。


味玉の茹で加減も上々。
黄身の芯がとろりと流れ出す。
半分なのが惜しいなぁ。

メンマの歯触りはしゃくしゃく。
発酵香もする。


熱々の雲呑も一つ入る。
箕の形状が美しい。
中の餡はむっちりと詰まっており
嬉しい。


麺は細、ストレート。
表面は滑らかもエッヂが立っている。

つるりとした啜り心地に、
しこしこの噛み応え。

量は100g強はあるが、
大盛りにできないのは残念。


スープは鶏清湯で。醤油の味が軽くする。
鶏の旨味も、強烈に響くのではなく、
じわじわじわと太陽が照らすように次第に折り重なって来る。

ざくざくと切られた葱を追いかけながら、
八割方を飲み干してしまう、それでも後で喉が渇くことはなく。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


@築地の本店には《冷もり中華そば》があるらしく、
営業時間と曜日のハードルは高いが、なんとか食べてみたいもの。