RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

天金狗@日本橋 2021年7月2日(金)

6月中旬にオープンの新店。

最寄り駅は【日本橋】となっているけれど、
外堀通り】に面しているので
八重洲北口】からも至近。

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店内は厨房を囲むL字型十一席のカウンター。


11:05の入店で先客はゼロ。その後
食べ終わって出るまでの来客もゼロ。


券売機は入り口左手。

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食したのは、
ゴマタマつけ麺並。
値段は850円。

食券を渡してから7分ほどで
麺とつけ汁が同時に供される。

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麺は中、厚みある平、ストレート。
一本は長め。

瑞々しく〆られ、表面はきゅっと滑らか。
つるっと啜れば、やわもちな歯触り。

茶色い粒子も内包し、麦の旨味がじゅんと滲む。

量は確かに300gほど。
喉越しも良いのでするする食べられてしまう。

添えられている海苔一枚は香りが良い。


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つけ汁が入っている器は随分と小振り。
チャーシューの添え方も面白い。

表面にたっぷりの胡麻、微塵の生玉葱、青葱が浮かび
厚めに油が覆う。

その下には鮮やかな琥珀色で、醤油の深みが前面に。
軽く甘みと酸味がプラスされ、いずれもきつめではないので
そのまま飲んでも大丈夫なほど。

特に生玉葱のしゃくしゃく感が良いアクセントになっている。


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チャーシューはトランプ大のバラ肉が一枚、ロース肉が二枚。
厚みもそこそこあり、特にバラ肉の方は好きな食感。

メンマも随分と濃い色が付き
こりこりの食感。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


胡麻の香りは良いが、味の点ではあまり膾炙せず。

ただ基本となる麺と汁がきちんとしているので
全体的には好印象。

 

 

 

 

 

 

 

長崎ちゃんぽん リンガーハット@品川シーサイド(2) 2021年6月30日(水)

チェーン店でも夏向けのメニューがぱらぱらと供され出している。


そんな中でも、ちょっと面白い趣向を繰り出しているのが気になって。

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日頃便利に使わせて貰っている「DELISH KITCHEN」との
コラボとのこと


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13:10の入店で先客は六。その後
食べ終わって出るまでの来客は七。


オーダーは直接、会計は渡された伝票を持ち
食後に入り口前のレジで。

食したのは、
梅肉と鶏むね肉の冷やしまぜめん。
値段は690円。

発注から4分ほどで
見本写真とそっくりな一杯が
平ための器に入って供される。

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具材は豊富。

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刻み海苔、梅肉、大葉、鶏肉、水菜。

ゆかり もぱらりと振られている。


予め和えられてはいるようだけど、
具を混ぜ込むために軽く撹拌する。


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麺はやや細、軽くカール。
パスタを彷彿とさせる見た目。

表面はやや粗、その分
ソースを良く拾う。

ずるっと啜ると
ややもそっとした噛み応え。

量は300gと記されているけれど
茹で後と思われ。
茹で前だと200gくらいか。


味付けはオリーブオイルとガーリック、
オニオンに大葉で、まるっきりジェノベーゼ

かなり洋風に振れ、あまりラーメンを食べている感じはしない。

しかしそれに、梅干しとゆかりの酸味、
海苔が合わさった和風が小気味よく絡む。

なかなか美味しい。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


+100円で大盛りにできると尚嬉しかったが。

 

 

 





サッポロビール園サマーピルス

期待を持たせるワードの数々。
サッポロビール園」
「開園55周年記念」

一方でそのパッケージの色味と
「サマー」との表記は不安の要素。

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飲んだ結果は後者の心配がまさに現実に。
かなり薄い味でコクや苦みは弱め。

ある意味、リリースに書かれている
「北海道の夏空のような、爽快な味わい」。

サッポロビールが作るべき商品なのかと
疑問に思う。


6月8日~の期間限定発売。

アルコールは5°。

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らぁ麺 虎武(2)@内幸町 2021年6月28日(月)

一年二ヶ月振りの標題店。

新規開店からまださほど月日が経っていないのに多くの店にその「貝出汁」のフォーマットを卸している。
例えば、こことか。

  その大本の味はどうだったかしら、と気になって久方振りに足を向ける。


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店内は厨房に向いたストレート三席と窓に向いたやはり三席のカウンター、

二人掛けのテーブルが四卓。


11:35の入店で先客は三。

その後食べ終わって出るまでの来客は一。

 

券売機は入り口正面。


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食したのは、貝出汁 味玉醤油つけ麺 あさり昆布水仕立て。

値段は980円。
食券を渡してから6分ほどで麺とつけ汁が同時に供される。

 

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こうして見ると、やはりこれで一杯のラーメンに見えなくもない。

 

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チャーシューはトランプ大の低温調理ロース肉が一枚。

かなり生っぽい外見。


出汁を採るのに使った残滓だろうか、

細かく刻まれた昆布がねっとりとかたまって置かれている。

でもこれは、味の邪魔にはららんよね。

 

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玉子の表面は薄く色付き半分に割れば硬めの茹で加減。
黄身はほくほくとして美味しい。

 

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麺は細、捻じれ。茶色い粒子が散在する全粒粉。
透明感あり表面はつるつる。するっと啜れば、しこっとした噛み応え。
量は200gちょっとか。

 

昆布+浅利の出汁は軽い粘度あり。

そのまま口に含めば上品で尖りのない旨味。

勿論、つけ汁に漬けても喧嘩はせず。
最後はほぼほぼ完飲してしまう。

 

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中途、酢橘を振り搾り酸味をプラス。

あまり粘度が強くならずに飲みやすい。

 

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つけ汁にも、チャーシューは入っているが出され方が面白い。

花札大のバラ肉が一枚。
ホウレン草と白髪葱、微塵切りの紫玉葱も入り表面には油の層、

その下には澄んだ琥珀色。
貝出汁のクセのある味は特徴的。

使う種類によって他所との差別化になるのだろうが、

ここくらい特色があっても、結構イケてしまう。
醤油も鹹過ぎず、深みのある日寝た旨味が好ましい。

 

評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

 

「期間限定」と書かれている《貝まぜそば》も気になるところ。
でも他にも行きたい店はあるしどうにも悩ましい。

 

 

 

 

麺処 まがり鶏(2)@川崎 2021年6月26日(土)

《つけ麺》を食べに半年振りの標題店。


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店内は前回訪問時と変わっておらず。

ただ扉は大きく開け放たれ、
入り口脇には消毒液。


12:25の入店で先客はゼロ。その後
食べ終わって出るまでの来客は一。


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食したのは、
つけ麺。
値段は1,000円。

オーダーからほんの5分ほどで
麺とつけ汁が同時に供される。


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昆布水に漬かった麺は、
これだけで一杯のラーメンに見えなくもない。


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目を惹くのは
生ですかい?と思えるほどの
ピンク色をしたチャーシュー。

薄めだが、大人の手の大きさほどもあるロース肉が二枚。

そのままではちょっとはばかられるので、
熱々のつけ汁に入れ、更に火を通していただく。

軟らかく、脂肪の旨味もたっぷりで
これはイイネ。


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薬味には、微塵切りの紫玉葱と分葱に三つ葉
特に三つ葉は薫り高い。


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先ずはそのままをずるずると啜れば、
細、捻じれの全粒粉。
透明感はありややごつごつとした口当たり。

きりっと締まって心地好い喉越し。

量は200gちょっと有るか。汁モノと同じ麺と思われ。

昆布水もクセやえぐみが無く上品で
とろみも緩め。


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つけ汁の方にもチャーシューは入っている。
こちらは脂少な目で厚みのあるロース肉。

大人の手の大きさを半分に切り供される。
濃いめの味が付きすっと歯が通る。


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汁のベースは《醤油そば》と同じと思われ、
鶏+貝の旨味が強いもの。

特に貝の独特の味は相変わらず
上手く抽出されている。

鹹過ぎず、醤油の深みも良く出ている。

昆布水で薄めながら、ほぼほぼを飲んでしまう。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


こうなると《塩つけ麺》も気になるなぁ。

 

麺屋 周郷@新橋 2021年6月24日(木)

一週間前にオープンの新店は
【新橋西口通り】沿い。
【新橋駅】と【環二通り】の丁度中間。

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店内は厨房に向いたストレート六席のカウンター。

11:10の入店で先客は三。その後
食べ終わって出るまでの来客も三。


券売機は店の外。

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食したのは、
つけ麺。
値段は900円。

麺量は、小:150g、中:200g、大:250gなので
食券を渡す時に問答無用で大をお願いする。

8分ほどで、高いカウンターの上に乗せられた折敷に、
麺とつけ汁がセットされ「お待たせしました。
熱いのでお気を付けください」との声掛け。

少々腰を浮かし、えんやこらせっと
引き下げる。


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具材は麺の器に集めて盛られている。


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チャーシューは花札大のバラと
トランプ大の低温調理のロースが各一枚。
後者は大蒜が風味のタレが付いている。

海苔一枚は都度都度炙られ
ぱりっとして香りも良い。


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メンマは細目の拍子木状。
胡麻油が軽く香り、軟らか食感。


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麺は綺麗に揃えられ、やや細、ストレート。
パスタを彷彿とさせる外観で表面は滑らか。

つるっと啜り、案外もっちとした噛み応え。
しかし不思議と喉越しはすっきりとはいかず
ややの引っ掛かりが。

量は確かに250gほど。

「菅野製麺」の麺箱が彼方此方に積まれている。


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つけ汁には芽葱と柚子片があしらわれ、
微塵の紫玉葱も投入。

供される直前まで器ごと加熱されているので、
あまりの熱さに手を触れるのに難渋するほど。

動物系+魚介系で粘度高し。

濃厚な旨味は、甘酸辛は抑えられ、
軟らかでまったり。

素材のバランスが取れた構成で
最後まで飽きずにいただける。


麺量がさほどでもなかったので
スープ割をお願いすると、
玉葱を追加しても良いかとの確認ののち、
再加熱を含めそこそこの時間を掛けて戻される

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おお、これだけで一品料理として成立しそうな見た目と味わい。
玉葱を追いかけながら、蓮華を使い完飲する。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


供されるまでに時間は掛かるものの、
所作はスマートで丁寧。

店内の雰囲気も落ち着いている。

 

 

 

焼そばバゴォーン スパイシーカレー味

「東北・信越限定」と書かれているのに、
なぜかしら首都圏でも買えてしまうとゆ~。

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お約束の「わかめスープ」も付いているけど、
今日は使わずに別の機会に。


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麺にも既に濃い色が付いている。


先ずは「特製油」を絡めてから
粉末ソースをまぶすのがお作法と書かれているので
それに従うことにする。

油を振りまいた時点で
既にカレーの香りがぷんぷんするのだが。

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商品名の通り、とってもスパイシーで香り良し。
それもとげとげしくはなく、じんわりと広がっていく辛さ。

辛いものが苦手な自分でも、
問題なくさくさくと食べられる。

 

 それにしても何故地域限定と思っていたら、
やきそば弁当》は北海道、
《昔ながらのソース焼そば》《ごつ盛り》は全国と
出し分けてたのね。