RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

魚炉魚炉 総本店@川崎 2021年3月20日(土)

思いの外早くに
その機会は巡って来た。

  「総本店」の場所は
銀柳街】と平行して走る【砂子通り】沿い。

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店内は厨房を囲むカウンターとテーブル席が多数。


12:40の入店で先客は十一。その後
食べ終わって出るまでの来客は七。


オーダーは各所に置かれたメニューを見ながら直接。
会計は食後に店中ほどのレジで。

こちらは『虎武@虎ノ門』とのコラボとのことで
ウリは貝出汁。

  後で確認したら、メニュー構成も値段も
極めて近似なのね。オマケに具材も。

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食したのは、
貝出汁醤油らぁ麺+各種麺大盛り。
値段は850+120で970円。


オーダーから5分ほどで
一週間前に見たのと同じ外見の一杯が供される。

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ホントに瓜二つ。
ただ麺種とスープの色、
なによりも立ち上がって来る貝出汁の香りは違っている。


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チャーシューはトランプ大のバラ肉とロース肉が各一枚。

共に薄めも、ロースの方が脂肪が多く入っている。


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ホウレン草が一掴み。
白髪葱と微塵の紫玉葱。


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麺は細、軽く捻じれ。

表面はごつごつの全粒粉は
スープを上手く絡めて持ち上げる。

ぷっつりと歯が通り、滑らかな喉越し。

量は200gちょっとあるだろうか。


スープの表面は透明の油が厚めに覆い
その下には濃い琥珀色。

醤油清湯は鹹さはほどほど、
練れた深みのある旨味と
なによりも貝出汁のインパクトが凄い。

一口啜ると、ほうっとため息が出るほどで、
コラボ先と同様の感想を持つ。


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味変用にと出された柚子胡椒を中途溶かし入れると
劇的に味が変わり、個人的には無くても良いかと思ったほど。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


ここのランチ営業がいつまでされているかは判らないが、
次は《塩》+《貝油の和え玉》を試してみたいと思った。