RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

20世紀少年 第1章 終わりの始まり 復習上映会@TOHOシネマズ川崎 スクリーン8 2008年1月25日(日)

浦沢直樹』は〔PLUTO〕しか読んでいない。
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〔PLUTO〕新刊が中々でない。6巻が出てから、もう半年経つぜ。

だから、〔20世紀少年〕のタイトルが、
『T.REX』の曲から取られていたことも、ついぞ知らなかった。
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これね。個人的には〔GET IT ON〕と〔METAL GURU〕が好き。

”復習上映会”は来週末から〔-第2章-〕が封切られる前の、期間限定の企画。
入場料千円だけど、〔-第2章-〕の前売り券を窓口に持って行けば、半額の500円で観られる
という太っ腹な企画(ただ、30日(金)には、特別番組の放送が予定されていることを考慮すると、
”日テレ”商売上手というか、メディアミックスというか、あざといというか・・・・。
スイマセン、知っている単語を沢山並べてみました)。

で、早速、前売り券を購入して窓口へ。劇場は、土曜に引き続き川崎。
ちなみに、前売りは【チネチッタ】で買っちゃいました。

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入り口はこんな感じ。中は六割程度の入り。カップル客多し。


正直言って、口を開けて観てしまった。
カメラが良いとか、構図が良いとか、そんな話では全然無い。
(原作をベースにした)ストーリーの良さ、これに尽きる。
しかも、散りばめられた謎と同時に、70年代に小学生時代を生きた人間
(実は、私も、主人公達の年齢設定と、まるっきり同じ。万博とかアポロとか、ね。
当時、小学生だもん)には分かる符牒が、例えば人物(の名前。造形)、例えば名称、例えば時事、
あらゆるところに散りばめられている。これが嬉しい。

でも、これらに共感できないと、この映画は多少つまんなくなっちゃう。
事実、隣の席に、父親に連れて来られた女の子が座っていたけど、
全く興味持てずに、始終携帯をいじっていたもん。

2時間20分でこの密度だから。確かに、単行本全22巻を映像化するには、三分割かも。

あと、『常盤貴子』は好きな女優さんで、見ているだけで嬉しくなる。
何と言っても、本編では更に凛々しいし。それだけでも、幸せ(おもえば、スクリーンで
彼女を見るのは初かも)。
う~、今年の秋も待ち遠しい。