RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

TIFF〔8月のランチ〕@Bunkamura~いだてん@大森:ラーメン 2008年10月26日(日)~過去分

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写真は昨日分の使い回し。

今日も招待券でやって来た。昨日は指定席だったが、今日は事前に引き換える必要がある。
で、余裕を見て一時間前に到着も、げ、もうかなり並んでいる。
押取り刀で最後尾につき、窓口で引き換え、場所を確認すると、う、桟敷席じゃん
(今日の会場は【シアターコクーン】)。ま、なんとかなるか。

実際に席についてみると思ったほどではなく、前の人がよほど体を傾けたり、前に乗り出さない限り、
十分鑑賞可能。

で、肝腎の映画だが、これが滅法良い。上映時間75分の小品ではあるのだが、
「え。もう終わっちゃったの?」というくらい中身が濃い。

年老いた母親の介護をしながら暮らしている(だからお金が無い)、冴えない中年男が、
聖母の被昇天祭の間、ひょんなことから更に老婆を三人預かることになる。
その二日間で起こる様々な出来事とは・・・・。

小さなエピソードの積み重ねではあるのだが、兎に角、出演者のおばあちゃん達が生き生きとしている。
何しろ最高齢は93歳とか。彼女等無しには、この映画は成立しなかったであろうと思える存在感。

上映後のティーチインの時に、監督(且つ主演男優)が、
「脚本はあって無いようなもの、誰も指示通りに動かなかった」
「(なので)カメラが彼女等の後を、追って回っていた」
といみじくも述べたように、その天衣無縫さが、映画をより楽しいものにしている。

最後の挿話を更に引っ張って、全篇で一時間半強で丁度良かったのでわ、と思わせる。
心が温かくなる佳作。必見。


しかし、今日も渋谷界隈の店は人で一杯。
流れ流れて大森まで来てしまった・・・・。

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いだてん@大森

食したのは、魚プラスつけ麺味玉大盛。
値段は、800+100+100で1,000円

麺は中太ストレート。麦の香りがし、コシもあり、シコシコとした麺。ツルツルと食べられる。
多少堅めの茹で加減。
つけ汁はWで濃厚。大勝軒タイプの甘酸っぱい感じ。加えて、多量の鰹節を投入。コク有り。
そのままでも何とか飲めるか。
チャーシューは軟らかめのものが短冊状に切られ、つけ汁の中に。量は多くない
玉子は多少小さいものの、湯で加減・味付け、共に上々。
それ以外には、メンマとノリ

Web上では「甘すぎ」の声もあるが、自分的には許容範囲。
麺量はそれほど多くないが、大森では現時点で1・2位を争うレベル。

評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。