ＴＩＦＦ〔羅生門〕＠Bunkamura～更科＠渋谷：蕎麦 2008年10月25日（土）～過去分

招待券をもらってやって来た”東京国際映画祭”。上映会場は【オーチャードホール】。

上映前に関係者の舞台挨拶があり、審査委員長の『ジョン・ヴォイト』も登場。
う～ん、未だにかっこいいぞ。

画面はデジタルリマスターということで、さすがにクリア。並木座や文芸地下で観た黒澤映画みたいに、
途中で飛んだり、雨が降ったりはしていない。
スクリプターの『野上照代』が「加えて、音声も非常にきれいに聞こえます。
黒澤作品は科白が聞き取りにくいとよく言われますが（笑）」と言っていたが、それでも聞き辛い。
英語の字幕があって助かった。

あとは、クロサワの世界に身を委ねる一時間半。光と影のコントラストが見事だ。
本当に構図に凝る人なんだなぁ。目の疲れも感じず、会場を後にする。

向かった先は『更科』。

日本蕎麦の店。

本当はラーメンを食べに行きたかったのだが、どこも満員。休日の渋谷って、
こんなに人で溢れているんだ。
10月末にしては気温が高くて、つけ麺以外は食べたくないし・・・・。

ふと、何年か前に行って、そこそこだったこの店を思い出し、階段を降りると、空席あり。

盛りそば×二枚（１,１２０円）を注文してから、「しまったあ！」。回りを見ると、殆どの人が、
（天麩羅等の）つまみ+ビール（もしくは日本酒）という
昼下がりの蕎麦屋であるべき態度を取っている。
う～。気づくのが遅かった。ずるずると啜って外に出る。
蕎麦屋で食べるのはあまりにも久しぶりなので、
定法を忘れてしまっている。情けない。

明日も”ＴＩＦＦ”だが、渋谷で昼ごはんにありつけるんだろうか。