RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

こく旨肉そば 日の陣@エチカフィット永田町 2016年6月16日(木)

二年前の開業時にフロアをぐるっと見渡して、
急ぎの時には是非にと取って置いた
フードコート内の一店。

複数店が共用するスペースは、丁度昼時故か大盛況。
老いも若きも、女性も男性もと
空き席を探す姿も其処此処に見られる。


標題店の券売所は【有楽町線ホーム】を上がって直ぐの左側。

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イチオシらしい、
肉汁そば880円をコールすると
「大盛り、特盛り、無料ですが」と声が掛かる。

多少の不安はあったものの、食べ切れないことはあるまいと
特盛り をお願い、
27番のベルを渡される。

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消音ボタンが付いているのね。初めて見たかも。


次は席の確保と、中を彷徨うけれど
先に挙げた混雑のため、なかなか見つけられない。

柱の陰に漸く空きを発見、セルフサービスで
コップに水を注ぎ、ベルを睨みながら待つこと七分。

ベルが鳴り押取り刀で受け取り口に赴くと
麺とつけ汁が乗った、四角い大き目の盆を示される。

でも、箸も含め、何もセットされていないのね。
なまじ丼が大きく重く片手では持てないので
箸入れから抜き出す動作さえかなり難渋する。


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麺は中、ストレート。
エッジが立ち、しかし表面は滑らか。

色が黒々としているので
田舎蕎麦の様な口当たりを予想していたんだが
見事に裏切られる。

それでも太さがそこそこあるので
なかなかするっと啜り込むのは難しい。

ずるるっと手繰り込み歯を立てれば、
ややぼっそりした噛み応え。
若干の粉っぽさも漂う。

そして量は・・・・、これでホントに特盛りなんだ。
茹で前300gに欠けるくらいだろうか。

一見多そうに見えたんだけど、
富士山を逆さにしたような丼の形状なので
底の方に行くほど、量は減って行くのね。

ただ、パリッとした刻み海苔が
たっぷりと盛られているのは高評価。


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つけ汁の中には軟らかく煮込まれた
甘味が強く付いた牛肉が沢山。

お約束の葱もそこそこ。
三つ葉も散らされている。

汁自体も甘味がちで、
チカラ強い蕎麦に負けているかも。

中途、添えられている山葵の一つまみを
溶かし入れると、良い塩梅に辛さも加味される。

最後まで綺麗に飲み干してしまうも、
後で喉が渇くことはなかった。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


一見、『港屋』インスパイア系かとも思ったが、
麺もつけ汁も
そこまでの暴力的さはない。

そして場所代だとしても
値段がねぇ。割高感が漂う。