RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ラーメン イエロー@末広町 2019年3月19日(火)

今シーズンの熱い汁モノもぼちぼち終了かなぁって思う。

今日の東京地方の最高気温は20℃近く。
こんな陽気で熱々の一杯を食べたら、既に汗だくになっちゃう。

それでも盛夏の前に宿題店はできるだけ行っておきたいし。


標題店は【2番出口】から【蔵前橋通り】を【蔵前】方面に直進。
JRの高架をくぐり更に100mほど行った左手。

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大通りに面した黄色い看板が目立つ目立つ


12:20の店頭着で外待ち二名。

1分も経たないうちに中に誘導され
窓際に三脚並んだ椅子に座って待機。

たぶん食券は先買い制も、自分はこの時点で券売機へ。


店内は厨房を囲むL字型十席のカウンター。

その後
食べ終わって出るまでの来客は七。


券売機は入り口左手。

食したのは、
並。
値段は850円。

直ぐに店員さんが食券を徴収し
「(麺量は)並でいいですか」との確認が。

自分的には何ら問題はないが
麺半分や少な目申請の人がそこそこいた。

更に5分後には着席。

しかしそこからが長かった。
22分待ってようやくトッピング確認。

野菜マシマシ、ニンニク抜き、でお願いする。


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おお!なかなか良い感じに盛られている。
モヤシ主体にキャベツは右半分に集中。

それにしても蓮華の刺し方が特色ありまくりだ。


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野菜は熱々でほくほくとした茹で加減。
そのままを一口二口。

で、個人的にはこれまで蓮華は不要だったのだが、
某達人のブログを拝見し、
スープを掬って野菜の上から掛けて食すとの用途に気付き、
遂にその技を会得。

おお、こうして食べると益々野菜が美味しいぞ。
素晴らしい手技である。

箸を持つ手が止まらず、九割方を食べ終える。

そこで天地を返す。


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現れた麺も熱々だぁ。


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スープにしっかり染まり濃い色が付いている。

中、ストレートで表面はでろり気味。
芯までしっかり茹っている。

舌で押し潰せそうな食感。
鍋焼き饂飩を食べている様な感覚におそわれる。

そして噛む度に、麦の味がぎゅっと流れ出す。


スープは非乳化の豚醤油。

表面には透明の油の層が厚めに、背脂もぷかぷかと浮遊する。

醤油の鹹さがしっかりと立ち、魔法の白い粉の旨味と豚出汁の味とが
高密度で纏まっている。

しかしそのまま飲むのはかなりカラダに悪そうな鹹さ、
野菜をサルベージする折に入って来た分以外は
ほぼほぼを残してしまう。


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豚は大人の手の大きさ、1cm厚が二枚。
赤身はほろほろと軟らか、脂もしっかりまったり。

まさに 月豕 で、これはレベル高いかも。
量的にも満足だし。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


極めて良く出来たインスパイア系。

でも《まぜそば》やって欲しいなぁ。
だって当初の危惧通り、
食後には汗だくだったから。