RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

蕎麦処 グレゴリー@溜池山王 2018年5月17日(木)

どうにもこの近辺で昼食を摂らねばならぬ仕儀となり
『舎鈴』はこの前行ったしなぁ、
あとは『壱角家』か『由○』だけど
どちらもあまり食指をそそられない。

と、交差点の向かいに観慣れぬ暖簾を発見する。
布もデカければ染め抜かれている字もおっきい。

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黒々と『グレゴリー』。なんちゅ~ネーミングじゃ。

我々の世代なら『グレゴリー・ペック』だけど
きっと違うんだろうな。

傍まで寄ると「蕎麦」と書かれている。
暫し躊躇も、メニューに端の方に
《つけ蕎麦》の文字を発見。

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これは『港屋』インスパイアだろうか?
いずれにしても入るに如かず。


店内は厨房の前に十人が座れる大テーブル、
四人掛けが三卓に二人掛けが四卓、
壁に向いた五席のカウンター。

13:30の入店で七割がた席は埋まっており、
その後も同程度の入りが続く。


券売機は入り口右手。

食したのは、
肉南汁つけ蕎麦+大盛り。
値段は760+120で880円。

厨房前で待ち構えている女性の店員さんに食券を差し出すと
番号札が渡される。

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これで呼ばれるのね。

6分ほどで
「36番の方」と声が掛かり
いそいそと取りに行く。

四角い盆の上に麺とつけ汁がセットされている。


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麺は普通の《もり蕎麦》の外観。
ちょっと残念。

うず高くはあるけれど、それほどの量ではない。

一本は細くしなしなと軟らかめ。
つるっと啜れ、喉越しは良好。

けれどお腹は膨れないなぁ。


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つけ汁の表面には油がきらきらと光る。
胡麻油の香り、濃く鹹い醤油出汁。

酸味と鴨油だろうか
癖のある旨味。
柚子の香りも少しだけ。

強さが十分なので、ちょっと漬して啜ったり
どっぷりとつけたりと色々と楽しむ。

が、蕎麦湯割は意図的にせず。
塩分過多になっちゃいそう。

しかし、これでラーメン食べてみたいと
真剣に思う。


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中には具材がたっぷり。

ささがきの葱、牛蒡に生姜、それに
食べでのある肉。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


もう少し強めの蕎麦でも
相性がイイんじゃないだろうか。

変わり蕎麦の中では《アボカド&トマト天》とか
食べてみたいかも。