RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

風見@銀座 2016年9月7日(水)

本年七月の新店。

場所は【新橋】からだと『松富』の手前。

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11:30の店頭着。

丁度、札が「営業中」に返されるタイミング。

先客はゼロ。その後食べ終わって出るまでの来客は八。

店内は厨房に向いたストレート八席のカウンター。


券売機は入り口左手。

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食したのは、
酒粕濃厚つけそば。
値段は1,000円。

当店も開店当初は《つけ麺》を提供しておらず、
その後いつまで経ってもブロガーさん達のレポも上がらず。

メニューには記載の準備があったので、
何時かはと思っていたんだが、痺れを切らしてね。

並・大は同料金なので
食券を渡す時に大盛をお願いする。


タイマーは8分20秒と、かなり細かい設定。
十分後に
先に薬味・具材・つけ汁が、次いで麺がカウンター上に置かれる。


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麺は中、やや細、ストレート。少し捻じれ。

淡い麦色。角が立ち、表面は艶々。

つるんとした啜り具合に喉越し。
もちんとした噛み応え。
歯がくいっと喰い込む。

量は300gほど。


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つけ汁は動物系主体に魚介系、それにがっつりと酒粕
旨味が複層しているのは嬉しい。

口当たりは滑らか。粘度ややアリ。麺への絡みは上々。

酒粕の味は濃厚で、確かにガツンと来るけど、
漬け物や魚、果ては河豚の卵巣を食べるのにも
酒粕を使う田舎の出身者にとっては、それ程でもない。

たっぷりの葱に三つ葉が盛られている。

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中にはモツと思われる乱角が複数個。


中途、最初に出された味変用のアイテム、

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生姜と青唐辛子味噌を適宜使う。

前者は季節的には新生姜の名残かな。
爽やかな辛さ。

後者はちょっとだけ舌に乗せてもぴりりと辛い。
とても全部は使いきれず。


それ以外の具材は、チャーシュー、玉子、油揚げ、海苔、小松菜。
別添で供される。


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チャーシューは二種。何れも低温調理。
大人の掌大のバラと短冊大のロース。
食感も旨味も異なる。

玉子は半分。
黄身が濃厚にとろんとし、
ねっとりした旨味。

栃尾の油揚げは一cm厚が二枚。
つけ汁を吸ってしっとりとする。

海苔はトランプ大が一枚。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


薬味を使っても、最後の方は単調な味に
やや飽きが来てしまった。

ただ値段相応に、立派な一品。