RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ふるめん@六本木一丁目 2016年8月19日(金)

六本木通り】沿い。
『味ノ仙』の隣。

本年五月のオープン。汁モノ主体なので
何時行こうかと考えているうちにこんなに暑くなり、
こりゃ~涼しくなってからだなと思っていたら
先日前を通った時に素敵な看板が目に入る。

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やっぱ夏はこうでなくちゃ。
日本の風物詩だし。


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店内は厨房に向いたストレート六席のカウンター、
二人掛けのテーブルが五卓。
でも一番奥のそれはコーナーに置かれ
三人席に用されているみたい。


12:45の入店。
先客は十一、後客は九。

女子比率が高いこともあり
回転は少々悪いよう。

何れにしろ繁盛しているのに変わりはない。


食したのは、
具だくさん 冷し中華 麺大盛。
値段は900+100で1,000円。


食券を渡してから八分ほどで
透明な硝子製の平たい皿に盛られた一品がカウンター上に置かれる。


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彩りが素晴らしい。
しかも、具材は和洋中揃っている。


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先ず目に入るのはラタトゥィユ。
冷し中華》には有り得ない具材。
酸味は控え目。トマトの旨味。
拍子木状のベーコンが美味しい。

そして短冊に切られた
低温調理のチャーシュー。
ローストビーフのよう。


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ぶっとく切られた胡瓜。
モロキュウみたいだ。

たっぷりの大葉。

玉子は半分だけど
黄身はとろりと流れ濃厚で旨い。


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真っ赤なプチトマトが二個。
完熟で糖度も高い。


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搾菜は尖りの無い発酵度。

レタスの食感も全体の邪魔にはなっていない。

軟らかい穂先メンマが三本。
焼き目が付いているのは珍しい。

生海月は初めて食べた。
くにゅっとした食感。ただちょっと磯臭いかも。


くるっとひっくり返すと
黄味掛かった麺が現われる。

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中、ストレート、僅かに捻じれ。
表面粗くぽくぽくし、ごわりとした噛み応え。

ちょっと吃驚。普通、滑らかな麺を用意するだろうに
完全に意表を突かれた。

汁を上手く拾っており、
はむはむと口の中に入れ咀嚼する。

量は200gちょっとだろうか。
お腹は膨れないけど。


汁は酸味の強いもの。

感覚的にはアリがちな《冷し中華》のそれだけど
甘味は仄かでぺったりしておらず、
酸味には深みがある。

「お好みで」と置かれた胡麻ダレは
結局使わず仕舞い。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


オーソドックスな汁に、ちょっと外れた麺に
斬新な具。

こりゃ~汁モノも食べてみないとな。