RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

鯛料理 真魚@新橋 2016年3月4日(金)

あれ以来、胃腸の調子がスッキリせず、
できればサッパリしたものを食べたいところ。

標題店は【赤レンガ通り】と【生涯学習センター】の
丁度中間あたりの路地。

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店は更に奥まったところに入り口があるけど、
何れにしてもラーメンの激戦区。

店内は厨房に向いたストレート六席のカウンター。
四人掛けのテーブルが三卓。

11:45の入店で先客は二。
おや、思いの外空いてる、と思ったら。
その後はどやどやと十一人の来客でほぼ満員に。

いいタイミングで入ったなぁ、と
勝手に寿ぐ。


オーダーは写真入りのメニューを見ながら直接。
会計は食後に入り口脇のレジで。

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食したのは、
味わい塩鯛拉麺(鯛飯付)。
値段は900円。

大盛りが無い代わりに
鯛飯なんだろうか。


八分ほどで、
小さな盆の上に丼と茶碗がセットされ供される。


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表面にはたっぷりの野菜。
葱・水菜・ホウレン草。


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外見は青々としているけど、
ややくったりとし食べ易い。
同時に芳ばしい香りがする。

どうやら熱々の油を
出す直前にさっと掛け回している様子。


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麺は中細縮れ。
表面は滑らかで啜り易く、
やや軟らかめのむちっとした噛み応え。

量は100gちょっとあるだろうか。

帰り際に軒先を見たら
浅草開化楼』の看板が揺れていた。


スープは魚介ベースの塩。
軽く白濁しているので濃厚かと思いきや
然にあらず。

かなりさっぱりとして、お吸い物に近い印象。

が、その中でも、次第に鯛の旨味がじんわりと効いて来る。


具材は、鯛の切り身、筍、玉子。

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鯛の切り身は花札大。
粉を付けられ、さっと火が通されているので、
長くスープに浸っても、カタチが崩れない。

筍は薄切りのものが二枚。
薄味で軟らかい。


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玉子半分の黄身は塩梅良くかたまり、
味もほぼ無い。


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折角の鯛飯は、最初そのままで、


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中途から残ったスープを注ぎ
鯛雑炊風に。

旨味が互いに補完し、たっぷりの鯛の旨味を堪能できる。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


一品で九百円は高いかな、と最初思ったが、
食べ終われば納得の値付け。

お腹もそこそこ膨れたし。