RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

真鯛らぁめん まちかど@恵比寿 2019年3月9日(土)

【西口】前から【西一丁目交差点(五差路)】に抜ける商店街は
なんという名前なのだろう。

標題店は【庚申橋】近くのビルの二階。
BARのお昼だけの間借り営業のよう。

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店の前には立て看板。

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入り口は細くて急な階段を昇った右手。


店内は厨房に向いたストレート八席のカウンター、
うち二席はソファのペア席。

テーブル席もあるようだけど、昼時は使わないんだろうか。


暖簾が出されるのと同時、11:30の入店で先客はゼロ。その後
食べ終わって出るまでの来客は四。


オーダーは各所に置かれたメニューを見ながら直接、
会計は食後に入り口脇で。

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最初はフラッグシップの《真鯛らぁめん》を候補に考えていたものの、
別メニューの写真が目に入る。

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相変わらず「限定」の表示には弱い自分。でも
「鯛」は「春」や「桜」との相性は良いハズ。

食したのは、
真鯛ジェノベーゼまぜそば ※真鯛スープ付き。
値段は1,100円。

隅の方にある「大盛りプラス100円(税込み)」の一文に気付いたのは
発注を済ませてから暫く経ってのコト。


8分ほどで折敷の上にセットされた商品がカウンター越しに渡される。

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そら豆色の皿が鮮やかだ。

その上に麺と具材が綺麗に配されている。


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鯛の切り身が三枚。かなり大振り。
しなしなと軟らかく、鮮度よりも旨味重視でやや寝かせた感あり。
これは残して置いて、後でソースを拭うのに便利に使う算段。

ざく切りのトマトが一盛。ホットオリーブオイルで和えられ
ちょっとピリ辛

季節らしい茹でた菜の花が添えられる。
軟らかく苦み無し。


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玉子は半分。黄身はとろんと流れ出す。
ほぼほぼ無味。

その脇にはカイワレが数本。


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麺は予め和えられているよう。
頭頂部にはスライスしたアーモンドが振られている。

そのまま食べても良さそうだけど、やはり
さっくりと混ぜ合わせてからね。


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麺は中、やや細、軽くカール。
表面滑らかでするっと啜れる。

むっちりとした噛み応え、芯も軽くあり
まるでパスタを食べているみたい。

量は150gほどか。予想通り全然足りない。


味付けはジェノベーゼの基本、バジル/大蒜/オリーブオイルを使いつつ
目の前に置かれた途端からむんむんとしていた鯛の出汁がやはり主役。

数本を持ち上げ口に入れれば、鯛の旨味で満たされる。
変な臭みやクセも無く、これはホントに美味しい。

先に挙げた素材達とまるっきり喧嘩せずに折り合いを付けつつ
強く主張する。こりゃ~堪らんぜ。


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鯛スープも同様に濃厚。

もっと麺量があれば《つけ麺》風にも楽しめたものを
後悔先に立たず、で。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


勿論、夏になったら《つけ麺》狙いの再訪を目論みたいが
最近、この周辺に昼時に来る機会が
とんと減ってるかならぁ。