RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺や庄の@ラゾーナ川崎プラザ フードコート 2015年9月19日(土)

あの『庄の』が『玉』の跡地に入り、
本日がオープン二日目。

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混雑を想定し10:30の店頭着で、
自分の前には二人の並び、
渡されたベルは9番。

やはり目当ての客が多くいる感じ。

更には、提供可能なのは《つけ麺》のみで
供されるには10~15分かかると言うことで、
踵を返す客も三々五々みられる。

まぁ、自分的には問題ないけど。

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食したのは、
濃厚味玉つけ麺。
値段は950円。

麺量は250gの表示。
+100円ずつで、大400g、特600gと
増えて行く。


十分少々待ちベルが鳴り、
盆の上に載った麺とつけ汁を受け取りに行く。


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一瞥した途端に、麺量が少ないと思った。
これで250g(茹で前想定)ホントにあるんだろうか?

ただ、麺自体は良質。

中ストレートで全体が麦色の上に、
所々に茶色い粒子が散在し香りも良い。

表面は艶々でむちりとした噛み応え。
しかし、全体的に麺同士がくっついてしまっており、
底の方に近付くに連れ、より顕著に。
これって・・・・。
そう言えば、上に載せられた海苔も
随分と湿気で縮んでいた。


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つけ汁は豚骨+魚介。
表面には透明な油の層。
茶濁し、見るからに濃厚そう。

ちょいと麺を漬して啜ると・・・・、ん?
味がしない。
ポタージュスープの様な口当たりだが、
オイリーさが立ち、旨味が飛んでしまっている。

何かの間違いかと、二口目も同様。
念の為に掻き混ぜると、多少は改善するが
気の抜けた味は変わらない。

麺量が少ないので、つけ汁の器が小さくても
たっぷりと残る。
中途で二口・三口そのまま汁を含み、
その後通常通りの作法で食べると、
今度はやたら鹹さが立ち上がる。
色も濃い色に変化する。

どうやら、ちゃんと撹拌されてない様子。
これは粘度とは関係無しにダメだろう。


具材は、チャーシュー、メンマ、鳴門、海苔、三つ葉


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チャーシューは花札大。紙のような極薄が三枚。
味も染みた良質のトロ肉に見えるが、
口の中でさっと蕩けるので、
味もへったくれもあったもんじゃない。

見本写真とのあまりの格差に愕然とする。


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メンマは濃い色の付いた穂先が一本。
軟らかい。

海苔はトランプ大が一枚。
状態は前述の通り。


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トッピングの玉子は素晴らしい。
表面は薄い色付きも、半分に割れば
黄身がとろんと流れ出し、濃厚な美味しさ


評価は、☆5点満点で3.0(☆☆☆)。


「ありがとうございます」と言われれば
「ごちそうさま」とは返すけど、今日食べた一杯は
『庄の』@市ヶ谷のブランドを背負って出して良いものでは
なかったと思う。

勿論、食券購入時からもたついていたオペレーションが改善されれば、
それに伴うんだろうけど。

ただ麺量とチャーシューについては方針だろうから、如何なものか。
姉妹店の『GACHI』と比べた時に、その差は歴然。