RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

NIDO@大井町:イタリアン

本年4月に【阪急】の裏手にできたトラットリア

これで三つ又近辺は、
『ポワソンルージュ』『プティタプティ』『ヨシダ』と
かなり食の充実エリアになりそうな予感。

店内は厨房に向いた八席のカウンターに
二人掛けのテーブルが七卓ほど。

事前に予約を入れ19時前の訪問時には
既に店内には出来上がっている客が数人。

その後も次々の来客で、
混雑とは言えないまでも
回転率はかなりい~んじゃないか。


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《お通し》

オリーブオイルが掛かったサンドライトトマト、
バルサミコの掛ったパルミジャーノ

バルサミコは13年モノとのことで
深みのある甘さ。


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《前菜盛り合わせ》

苦手のモノがあれば抜いてくれるし、
食べたいモノがあれば入れてくれる。

左上のツナ+豆、
中央下の白レバーが出色の美味さ。


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《フォカッチャ》

自家製とのことで、別料金。
オーダーごとに温めてくれる。


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《蛸のカルパッチョ

前菜の中から美味しそうなネーミングに惹かれ
特に別皿で所望した一皿。

彩りが美しい上に大振りに切られた蛸が軟らかく、
良い香りが鼻に抜ける。

ソースも掛かってはいるけれど、
やはり脇役だな。


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《ラビオリ》

中にはホウレン草とチーズが練り込まれている。
見た目シンプルだが、手が込んでいるし、
まったりした旨味は素晴らしい。


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《牛肉の赤ワイン煮》

大振りな肉はほろほろと軟らかいが
やや、ありきたりの味付けではある。
美味しいコトは間違いないけれど、
ちょっと独自性には欠ける。

付け合せのグリルした野菜も
甘味があって美味しい。


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《ティラミス》

真っ黒な外見は、しっかしとした
カカオパウダーの証しだろう。
苦味がさっと走り、
中のマスカルポーネ、カステラの甘さが舌に乗る。


ビールを複数杯呑み、
ワインはボトルで
《Rotari Alperegis Extra Bruet》~市価の二倍弱ほどの値付け
と、少々驕ったので、
払いの方は合わせて1.5万円とやや高額に。


評価はトラットリア(≒ビストロ)基準の☆五点満点で☆☆☆☆。


料理も上等だし、
店内のあしらいやサーブに関しては問題なし。


ただ、それ以外で
B2Cビジネスでは(勿論、B2Bでも)やってはいけない
ミスをしちゃったことだけは非常に残念だった。