久し振りに寿司が食べたいねぇ、
しかもカジュアルな感じでさ。
しかもカジュアルな感じでさ。
単価が1.5万円もするような店だと
緊張しちゃうんだよね。
緊張しちゃうんだよね。
でも、これが、後々、フラストレーション
溜る要因になったことは、勿論、この時点では
知る術もない。
溜る要因になったことは、勿論、この時点では
知る術もない。
当日は18:30の店着。
この時点でカウンターに数席の空きがある程度で、
テーブルの上には「予約席」の札も置かれ、
店内は盛況。
座敷席もあり、そちらも、宴会客で満員だ。
この時点でカウンターに数席の空きがある程度で、
テーブルの上には「予約席」の札も置かれ、
店内は盛況。
座敷席もあり、そちらも、宴会客で満員だ。
入り口脇の椅子に座って待つ人、
お持ち帰りを手にする人と、
大層な繁盛振りだなぁ。
お持ち帰りを手にする人と、
大層な繁盛振りだなぁ。
先ずはツマミを数品頼んで
お酒でも呑もうか。そのあとで握ってもらいましょうかね。
お酒でも呑もうか。そのあとで握ってもらいましょうかね。

《お通し》

《鮪のユッケ》

《鯨の竜田揚げ》
我々の世代には懐かしい一品。
しかし、記憶にあるのとは、ちと味が違うなぁ。
鯨の獣臭さが、やや鼻に付く。
しかし、記憶にあるのとは、ちと味が違うなぁ。
鯨の獣臭さが、やや鼻に付く。

《出汁巻玉子》
辛子明太子の有る・無い、両方のVer.がある。
出汁も控え目、甘さも控え目。丁度良い塩梅だ。
出汁も控え目、甘さも控え目。丁度良い塩梅だ。

《帆立焼き》
貝柱が小さいのはちと残念だが、
それでもスープが美味いからいいや。
食べでもあるし。
それでもスープが美味いからいいや。
食べでもあるし。

《穴子一本付け》
オーダーをする時に「塩とタレのハーフ&ハーフもできます」と告げられ
じゃあそれで、とお願いした一品。
ツメはやや人工的な粘度だが、深みもある。
身はさほどの厚みではないけれど、値段を考えたら上々でしょ。
じゃあそれで、とお願いした一品。
ツメはやや人工的な粘度だが、深みもある。
身はさほどの厚みではないけれど、値段を考えたら上々でしょ。

《蛸唐揚げ》
中途、飲み物をワインに替える。

ビールもワインも適価だね。
じゃあ、ぼちぼち、握ってもらいましょうかね。
と、ここではたと気づく。
つけ台は四か所あるのに職人さんが三人しかおらず、
自分達が座った前だけが、ぽっかりと空いている。
自分達が座った前だけが、ぽっかりと空いている。
どうすればいいんですか?と店の人に問うと、
伝票に記入してオーダーしてくれ、とのことで、
え~っつ、それってカウンターに座った意味ないじゃん。
伝票に記入してオーダーしてくれ、とのことで、
え~っつ、それってカウンターに座った意味ないじゃん。
お寿司屋さんで食べる醍醐味の半分近くを損なっている。
此処は何としても、人を揃えて欲しいところ。
此処は何としても、人を揃えて欲しいところ。
とは言っても、無いものねだりしてもしょ~がない。
テーブルや宴会も向けの盛り込みに忙しく、通し忘れも
ままある様なので、こちらの方が良いかも、と思い直し
素直に記入し店員さんに渡す。
テーブルや宴会も向けの盛り込みに忙しく、通し忘れも
ままある様なので、こちらの方が良いかも、と思い直し
素直に記入し店員さんに渡す。

《まぐろ道楽》
中とろ/漬けまぐろ/塩だれ炙り鮪/とろたく手巻
舎利は大き目、握りはしっかりしている。
酢や砂糖は抑え目。米自体の味が比較的生きている。
ネタも廉価店にありがちな水っぽさは皆無。
しっかしと魚の旨味が乗ったきっつけ。
酢や砂糖は抑え目。米自体の味が比較的生きている。
ネタも廉価店にありがちな水っぽさは皆無。
しっかしと魚の旨味が乗ったきっつけ。
これだけ食べて、当該チェーンの実力が判った。
悪くない。これは繁盛して当然だろう。
悪くない。これは繁盛して当然だろう。
じゃあ、次々いっちゃうか。

光モノの〆具合も上々。
サーモン系はバリエーションが充実し、
親子軍艦/皮握りがあったりして、
特に「鮭の皮」好きには堪らんな。
加賀の殿様になった気分だ。
サーモン系はバリエーションが充実し、
親子軍艦/皮握りがあったりして、
特に「鮭の皮」好きには堪らんな。
加賀の殿様になった気分だ。

此処に来て、職人さんの手もすいて来たので、
やや距離はあるものの、声を掛け、直接握ってもらう。
やや距離はあるものの、声を掛け、直接握ってもらう。

《雲丹》
表面が炙られ、旨味が活性化している。
軍艦でない、高級店の様な供され方。
身も崩れてないし、中々良い。
軍艦でない、高級店の様な供され方。
身も崩れてないし、中々良い。

《玉子》
店名の焼き印が押されている。
置かれる角度は良いのだが、
向きにも気を配ると更に良かったかも。
置かれる角度は良いのだが、
向きにも気を配ると更に良かったかも。
この後、更に数貫をお願いし、
お腹はいっぱいに。
いや~食べたな。
お腹はいっぱいに。
いや~食べたな。
口の中をさっぱりさせるのに
お茶を貰う。
お茶を貰う。

気の利いた湯呑だ。
お会計は〆て1.6万円。
評価は、☆五点満点で
☆☆☆★。
☆☆☆★。