RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

さしみや五坪@蒲田 2015年7月10日(金)

【東口】に出て【中央通り】を【京急蒲田】方面に300mほど直進。
丁度『しんか』の裏手にあたるのかな。

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基本、熱い汁モノを提供する店のようなので、
訪問は寒くなってから、と考えていたら、
店の前にこんな看板を発見。

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そりゃあもう、キター!!と思いましたさ。

開店と同時、11:00の店頭着。
店内はJ字型十二席のカウンター。
先客はゼロ、
食べ終わって出るまでの来客は五。
中には小さいお子連れのお母さんがいたりして、
近所の人に愛されてるんだなぁ。

券売機は入り口右手。

目指すメニューの場所が判らなかったので、
店の人に確認。
中段より下に配置されている、赤いマーカーの囲みが
目印なのね。
この歳になると、小さい文字が見辛くなっていかんね。


食したのは、
つめ鯛ラーメン大盛り+味付け玉子。
値段は800+120で920円。

通常の《鯛ラーメン》が大盛りでも600円だから、
+200円の詳細は気になる。
あと、シンプルな《ゆで玉子》も+100円で用意されている。


食券を渡してから十分と、
思いの外時間が掛かり、盆の上に丼、更には箸と蓮華がセットされ供された。


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全面が具で覆われている。
はて、スープがどこにも見えないが・・・・・。

左側の黒っぽい物体は佃煮。
かなり濃い味付け。これはなくても良いかも。
鳴門と胡瓜の千切り。
たっぷりの白髪葱の上には針唐辛子。


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玉子は半分がデフォで付く様子。
やや赤み掛かった黄身がとろんと流れ出し濃厚。
味もしっかり沁みており、こりゃ~美味いや。


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雲呑が二個。すり身がたっぷりと詰まっている。
しかし、これも冷されているので、少々パサついている。
周囲には小口切りの葱。


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で、下から麺を持ち上げてみると
琥珀色の煮凝りがくっついて来た。
おやおやと思い、中を探ると、相当量が仕込まれている。

試しに蓮華で掬ってみると、どうやら
鯛の出汁を冷したもののよう。
多少の魚臭さはあるけれど、それが却って
イイ味に昇華されている。


麺は細、縮れ。
量も300g弱はあり、かなりの食べで。

表面は滑らかでぷつっとした噛み応えは柳麺のよう。
水切りが完璧で、煮凝りが薄まってないのも大したもの。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


『武蔵』に《餡掛けつけ麺》があったけど、
それの更に上を行く変化球。
それでいて正統な出汁の旨味も味わえるなんて、
斬新だ。