RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

中華そば 円月@大森 2022年8月29日(月)

自分にとっては、最高気温25℃が一つの目安。
それよりも高いと、熱い汁モノを食べるのはちと辛い。

今日の東京地方はそれよりも1~2℃ほど高い予報。
でも北風は涼しいし、湿度も思ったほど高くない。

これならイケるんじゃね?と
先日入手したばかりのチラシを握り締め

二週間前にオープンの新店に向かう。


ここは和食店の『旧月@新橋』の出身は、
これも過日できた『旧月@蒲田』と同様。

京浜東北を北上しているようで
次は【大井町】かな?

休業している『火影』の跡地はどうですか(笑)


場所は【大森RaRa一階】。
『斗樹』⇒『楽のすけ』と入れ替わった店舗。

しかも隣は先頃開店したばかりの『大盛軒』ときている。

店内は厨房に向いたストレート六席のカウンター、
二人掛けのテーブルが二卓で、まるっきり居抜き。

12:45の入店で先客は五。その後
食べ終わって出るまでの来客も五と、そこそこの繁盛。


券売機は入り口正面の左側。

食したのは、
味玉入り蛤と鰹中華そば。
値段は890円。

今時デフォが790円の値付けとは素晴らしい。

食券を渡す時に先のチラシを提示し
麺の大盛りを申請する。


と、店員さんから
「有効期限は9月いっぱいですので、
宜しければお持ち帰り下さい」との声掛け。

これは上手い遣り方だなぁと感心する。


蘊蓄を読みながら、
8分ほどの待ちで蛸唐草の丼に入った一杯が
カウンター越しに供される。

貝を素材の一杯は、この文様の丼が多いようだが、
気のせいかしら。

しかし、見るからに旨そうだ。


チャーシューは豚が二種。
大人の掌大、低温調理のロース。
トランプ大のバラ肉は表面に炙り目が付いている。

何れも香りの良さが特徴的。


小松菜っぽい味わいの青菜が一つまみ。

白葱、微塵の紫玉葱と、直線状に配されている。


海苔一枚は厚みがあり、香りもある。

玉子の表面はうっすら色付き、

黄身の茹り加減は良好。
軽く出汁も染み、ねっとり美味しい。


麺は細、ストレート。
肌は滑らかでしんなり。

芯までムラなく茹り、ぷつっとした噛み応え。
喉越しも心地好い。

そして量が多いなぁ、200g強は軽くある。


スープは清湯醬油で透明度高し。
表面には香り油が滴々と浮かぶ。

乾物魚介の旨味と、貝の旨味、醤油の深みある鹹さのバランス良し。
なによりも、貝のクセのある味が、巧くコントロールできている。

気持ち良く完飲してしまう。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


好きだわこの味。

チラシ記載のクーポンを行使したこともあり
コスパも良いし。

これは店の戦略に乗って、
9月末までに残りのメニュー制覇しちゃおうかな。