RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

室壱羅麺@三越前 2014年11月18日(火)

成る程、ここいら辺は、昼間人口に比して
飲食店の絶対数が不足しているのだな。

11:30を僅かにすぎただけなのに、
最早勤め人達が路上に多く見受けられる。

会社も多分、分散しての昼食を推奨しているんだろう。
これはちと急がないといかん。

標題店は【A4】出口から直進し最初の角を右折、
100mほど行った左手。

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店内は厨房に向いたストレートのカウンターが六席に
二人掛けのテーブルが六卓。
11:40の入店で先客は七。
その後も次々の来店で、たいした繁盛振り。
女性客比が高いのも特徴か。

店員さんが相席をお願いしたり、
暫しの待ちを伝えたりしている。丁寧な対応だ。

券売機は入り口左手。


食したのは、
お昼のつけ麺。
値段は820円。

何ともユニークなネーミング。
麺量は200gの表示で細麺限定。

夜のメニューにも専用の《つけ麺》があり、
太さと(太麺は)麺量を指定できる。


五分ほどの、意外と短い時間で供された。


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麺は細縮れ。
焦げ茶の粒子が高密度で散在し、
蕎麦を彷彿とさせる挽きぐるみ。
愛宕』@新橋のそれを思い出した。

麦の良い香りがし、口当たりは滑らか。
絡みもせず、つるるっと胃の腑に納まって行く。

コシよりも、喉越しと、その時に立ち上がる
香を楽しむタイプ。

そして、細麺故か、思いの外量を感じる。
勿論、お腹一杯にはならないけど、一般の女子なら十分な量だろう。


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つけ汁の表面には透明な油膜。
そしてたっぷりの葱、分葱、胡麻が散らされ、やや赤みを帯びている。
恐る恐る口に含むと、思いの外辛くはない。

粘度は低め。

動物系+魚介系の、どっしりとした味わいながら、
後味は軟らかく、仄かに甘みも感じ、全体のバランスは良い。

うん、この麺のタイプにぴったりと合っている。


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具材は、乱角やほぐしたチャーシューとモツ。

少しづつ異なる食感や味わいが好ましい。
量もそこそこあるし。

これがつけ汁に、特有の甘さを与えているんだろうか。

但し、具材は以上なので、C/Pの悪さを感じるのも事実。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

何ともユニークな立ち位置の一品。

つけ汁を最後まで飲み切ったら、なんとなく
お腹が膨れた気がしたことを正直に白状しておく。

混んでなければ、スープ割りをお願いするところだったが・・・・。