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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

中華そば 掃部介@八丁堀 2014年10月9日(木)

【A2】出口から【新大橋通り】を【新富町】方面に。
200mほどで左手に《焼き鳥》の『さくら家』の大きな赤い提灯が見えて来る。
標題店はその二軒隣り。

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看板に「かもんのすけ」とルビがふってあるのは珍しい。
でもこれは普通読めないよなぁ。

店内は厨房に向いたストレート十二席のカウンター。
11:40の入店で先客は十。
その後も次々の来客で満席が維持され、
店頭に待ちもできる。

オーダーは各席に置かれたメニューを見ながら直接。
会計は渡された伝票を持ち、食後に入り口前のレジで。


食したのは、
つけめん チャーシュー。
値段は800円。

通常の《つけめん 醤油》は650円。
大盛りは+100円。


五分ほどで先につけ汁が
次いで麺が供された。


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麺は・・・・、と
面白い器に入っているなぁ。
普通の中華屋さんなら炒飯が乗っているところだろう。

ままよ。

細縮れで量は茹で前で200gちょっとだろうか。
頭頂部には刻み海苔が降られている。

つるつるでしこしこ。ぷっつりとした噛み応え。
口当たりも良いし喉越しも爽やかだ。

でもつけ汁の絡みは、そんなに良くないかも。


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つけ汁は醤油。
最早、この時点でチャーシューが表面から盛り上がっているし。

濃い琥珀色の表面を透明な油が覆う。
胡麻と小松菜、葱もトッピングされている。

鶏ベースに魚介系の乾物が加わっているのだろうか、
素材由来の軽やかな酸味。

醤油の尖りは無いが、一方、出汁の存在感も薄い。
春の霞を思わせる、ややぼうとした旨味だ。


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チャーシューは花札大のバラ肉がたっぷりと。
脂が多めで軟らかく、持ち上げるとふるふると震える。
食べても食べても尽きないのは嬉しい。


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メンマは幅広く、長さもある。
薄色で薄味。
ただ食感にはブレがあり、時として繊維が
がりりと歯に当たる。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

《トッピング野菜》といった面白い具材があるのに、
なんで煮玉子がないんだろ。
このタレで煮込んだら、絶対に美味しいものができるだろうに。