RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

らーめん こうかいぼう@門前仲町 2014年10月10日(金)

【6番】出口から【清澄通り】を北上し【葛西橋通り】に折れ
250mほど。
店の前に並ぶ人の姿が見える。

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店内は厨房に向いたストレート七席のカウンター。
奥には四人掛けのテーブルが二卓。
13:45の店着で、中と外合わせて四人の待ち。
その後、席に着くまで、ほぼ十分を要した。

食べ終わって出るまでの来客は十人以上。
退店する時点でも、四人が椅子に腰かけ順番待ち。

なんちゅ~流行り具合だ。

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待っている間にメニューを渡され、
オーダーを確認される。

支払は食後に、入り口前のレジで。


食したのは、
つけめん+麺の大盛り+味付たまご。
値段は750+100+100で950円。

更に十分ほど待って、最初につけ汁が
次いで麺が供される。


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おお、なんか、心が浮き立つようなビジュアルだ。

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麺は中、断面はやや長方形のストレート、僅かに捻じれ。
表面は軟らか、しかし芯にはしっかりとコシ。

滑らかにつるつると頂け、麦の香りと共に
仄かな甘みも感じられる。

量は300に少し欠けるくらいだろうか。


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つけ汁は動物系+魚介系。

初見では、なんて少ないんだろう、
これで最後まで持つんだろうかと心配になり、
ほんのちょっと漬して啜り込むと・・・・、「!」
うわ、凄い。これだけでも十分に旨味が乗り移る。
粘度は高くないし、麺は艶々なのに。
しかも麺の味と相俟って、両者が喧嘩せず、
絶妙に寄り添っている。
素晴しいかも。

動物系と魚介系はどちらにも突出せず、
バランスの良い味わい。
旨さがぎゅっと濃縮し詰まっている感じだ。

ややざらつきもあるが、全く気にならない。
また、次第に、一味の辛さがぴりりと効いて来る。


具材は、チャーシュー、玉子、メンマ、海苔、若布。

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チャーシューは子供の握り拳くらいの塊が
切り分けられ入っている。
コーンビーフの様な濃い味付け。

玉子は出汁がしっかりと沁み、魚介系の旨味。
黄身の芯は僅かに蕩け濃厚。


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メンマは太く長く、濃い味付け。
が、舌触りは軟らかく良好。

海苔は短冊大が一枚。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。

加えて、御夫婦での接客が丁寧でスピーディ。
これを観ているだけでも、待っている間、飽きないし。

そして、店内に流れる音楽。
有線主流の昨今、どうやら店主の好みをエンドレスでかけている様で、
訪問当日のセレクションは『ロッド・スチュアート』。
いやいや、私の趣味にもぴったり合いますよ。