RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ZIPANG じぱんぐ@上野 2014年9月13日(土)

七月にできたての新店。
場所は、
昭和通り】側の【丸井】脇の路地に入り、
50mほど行った左手。

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11:30の店頭着で、もう開店時間のはずなのに、
まだ札は「仕込み中」となっている。

仕方無い。店の前に出された看板でも見て
時間をつぶすか・・・・、ん?
ブロガーさん達がUPしている情報と、
微妙にメニュー構成が違う気がするなぁ。
ま、いいや。《つけ麺》あるし。

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四分ほど待ってイの一番に招き入れられる。
店内はストレートのカウンターが七席。

その後食べ終わって出るまでの来客は九で、
写真の状態に。最早オーバーフローしているし。
近所で働いているガテン系のお兄さん達が
連れだって来るので、こんな感じになっちゃうんだな。


券売機は入り口右手。

食したのは、
吟醸海老つけ麺 大(320g)。
値段は850円。

麺量は食券を渡す時に申請し、
小・並・大・特が
160・240・320・400の各グラムで「無料」と表示されている。

多分、茹で前表示で、400gくらいまでは大丈夫なんだけど、
ここは抑えておこうか。


七分ほど待ち、麺が目の前に置かれた瞬間から、
海老の良い薫りがぷんと立ち上がる。

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麺は中、やや細、ストレート、ややカール。
天面の部分には海老油が掛けられ、芳香の元は
これだったのね。

表面は艶々。
それにしてもこの細さなのに
なんという噛み応えだろう、歯をぐっと押し返す様な
強い弾性。これは食べでがある。

それでいてつるつるとしているので
喉越しは良好。
絶妙に茹で上がった良質のパスタを食べている感じだ。

麺量は表示よりも、やや少なく感じた。

厨房内には『三河製麺』の麺箱が積まれている。


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つけ汁はのベースは豚骨。
ここにも海老油、更には干し海老がたっぷり盛られている。

麺を漬して食せば、おお、海老味の二重奏だ。

これだけ滑らかな麺ならば、つけ汁の絡みはよくないだろうに、
粘度がそこそこあるため、問題なく旨味が乗り移る。

やや甘みもあり滑らかな豚骨に、甲殻類の香ばしい味が
ぴたりとマッチする。
これは素晴らしい。


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具材は、チャーシュー、木耳、麩、青葱。

チャーシューはかなりチープ。
大人の親指大に切られたものが二辺。
ただ、炙られて芳ばしく、噛み応えもある。

木耳はたっぷり。
細長く切られ、麺のようにするすると啜って食べられるくらい。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

値段もイイが、それに比例して、質も上々。
玉子もトッピングしておけばよかったと、ちょっと後悔。