RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ツケメン ハネウマ@浜松町 2013年10月12日(土)

【金杉橋】を渡り、脇に在る小さな公園の方に回り込む。
突き当たりを右折すれば、右手に洒落た店構えが見えて来る。

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店内は厨房に向いたストレートのカウンターが十二席。
11:40の入店で先客は三、
その後食べ終わって出るまでの来客も三。

券売機は入り口右側。

食したのは、特製つけめん 中。
値段は1,000円。
《つけめん》は他に《辛味》もある。

麺量は300gの表示で「並(200g)」と同料金。
ちなみに「大盛(400g)」は+80円。
通常の《つけめん》は780円。

食券を渡す時に伝えれば
「あつもり」も可能。

割りスープはポットに入り、
予めカウンター上に置かれている。


思いの外、短い待ち時間で供された麺は、

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中細ストレート、僅かにカール。
艶々と輝いている。
試しに数本も持ち上げ、つけ汁に漬し
一気に啜り込もうとすると・・・・、う
口の中に入って来ない!、あうやく咽そうになる。
つけ汁の粘度が意外とあり、それに引っ張られるのだな。
それにしてもこの滑らかな麺を、留め置くとは
並みのつけ汁じゃあない。

おっと、麺のハナシだった。
つるっつるとして良好な喉越し。
それでいてしっかりと弾性があり
食べ応えも十分。

量は茹で前表示で、まずまずお腹が膨れる。

麦の薫りも良く、『三河製麺』の麺箱が置かれていた。


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つけ汁は豚骨魚介
表面をかなりの分量の葱が覆っている。
見た目を裏切る粘度で、麺にぴったりと纏わり付き
旨味が寄り添う。
魚も動物系も何れも強い、高いレベルで融合している。

甘みよりも、程好い辛味、そして丸い旨味。
良く出来ている。

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中にはデフォのチャシューとメンマ。

チャーシューは複数の部位の乱角が相当量。
軟らかい茹であがり。

メンマは薄い味と色。舌でも押しつぶせるような
繊維も気にならない丁寧な処理。


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それ以外に具材は、海苔、水菜。そしてこれが特製分と思われる
チャーシュー、角煮、玉子。

チャーシューは大人の掌大が一枚。
かなり濃い、尖った醤油の味付け。

角煮は軟らかく煮上がり、
口に入れれば脂肪がゆるゆると溶け出す。
ただ、これも濃いめの味付け

玉子は固茹で。
表面から芯まで濃い色が付き
強い味がたっぷりと染みている。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

全体的に濃い味付けで、それなりにバランスは取れている。
麺は出色の出来。

17:30以降は汁モノも提供する模様。