RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

徳川膳武 あばらや@新宿 2012年11月27日(火)

場所は【小田急ハルク】より一本【靖国通り】寄りの
細い路地。

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居酒屋『あばらや』が昼の11:00~15:00(売り切れ仕舞い)間だけ
『徳川膳武』として《つけ麺》を提供する。

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店内は四人が座れるテーブルが四卓、
八人は座れそうな長テーブルが一卓だが、
椅子は疎らにしか置かれておらず、
上記の時間帯で、どれほどの来客が日頃あるんだろうかと
疑問に思ってしまう。

11:20の訪問で先客は三。
その後、食べ終わって出るまでの来客はゼロ。

オーダーは直接。
会計は食後に、奥の厨房に面したカウンター前で。


メニューは《つけ麺》一本槍なので、
後は、量と味の変化とトッピングだけとなる。

麺量は、並・大・徳が、200・300・400gで
680円の均一料金。

味は、辛・激辛とトッピングにカレーも用意されている。

食したのは、つけ麺大+味玉。
値段は680+100で780円。

太麺なので茹で時間が10分掛かる旨や、
「あつもり」できますとか、「紙エプロン」の用意あります、
みたいな書付もあり
割りスープはポットに入れられ、予め卓上に置かれている。

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麺は中ストレート。僅かな捩れが認められる。
淡い麦色。良い香りもする。
茹で加減は硬め。噛むと
ぷくっとした芯を感じる。
表面は滑らかで、啜り加減は上々。
断面は正方形ながら、角は緩め。
表示の麺量は茹で前のようで、
食べでがかなりあるのは嬉しい。

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つけ汁は動物系+魚介。
色も濃いが粘度が相当あり、
麺への絡みつきが極度に良い。
たっぷりと漬しているとすぐに無くなってしまいそうなので、
つけ蕎麦の様に、僅かに沈めただけで引き出すも、
その濃厚な汁の味が口中一杯に広がる。
バランスは良いのだが、
苦味と生姜の辛みが突出している。

苦味と言っても、ビター、との表現がピッタリ来る魚の味。
生姜は相当量投入されている様で、
ぴりりと舌に響く。

斬新、というか、かなり異色だ。

葱と共に、微塵の生玉葱も
入っている。


具はチャーシュー、メンマ。

チャーシューは乱角が二個程度。
軟らかく煮上がり、味付けも上々。

メンマはやや濃い目の色と味付けが数本。
丁寧な処理で歯応えは良好。

しかし、値段相応に、さほど豪華な具材ではない。

トッピングの玉子は黄身まで硬茹で。
色も味も薄め。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

なんか、こう、もの凄いモノを食べてしまった食後感。