席数224の【CHANTER-1】は満席。
しかし、本作は(自分も含めて)日本人には
頗る取っ付き難い題材ではないだろうか。
頗る取っ付き難い題材ではないだろうか。
養育されている家族から疎まれ、
小島のボーイスカウトに預けられた
12歳の少年『サム・シャカスキー』と
なまじ大人びているために、
級友とも家族とも反りの合わない
同年齢の『スージー・ビショップ』が駆け落ちをする。
小島のボーイスカウトに預けられた
12歳の少年『サム・シャカスキー』と
なまじ大人びているために、
級友とも家族とも反りの合わない
同年齢の『スージー・ビショップ』が駆け落ちをする。
それに振り回される純朴な大人たち、
助けようとする子供たち、
てんやわんやの騒ぎが島中に広がって行く。
助けようとする子供たち、
てんやわんやの騒ぎが島中に広がって行く。
ストーリー自体は単純だ。
しかし、物語は寓意に満ちている。
しかし、物語は寓意に満ちている。
聖書からの引用や過去の神話・御伽噺が
現代風にカタチを変えて展開される。
現代風にカタチを変えて展開される。
それらの知識があればあるほど楽しめる。
評価は☆五点満点で☆☆☆☆。
自分がどこまで理解できたのかは疑問。
自分がどこまで理解できたのかは疑問。
笑いどころは多いけれど、それが頻発するわけでもなく、
どちらかと言うと微苦笑に近い。
どちらかと言うと微苦笑に近い。
あくまでも西欧的な文脈の中でこそ
成立する一作。
成立する一作。