RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

鳥信@大塚:鶏料理

【南口】に降りて左手の線路沿いには
昔ながらの料理屋さんが並ぶ一角がある。

鶏料理の店が多いのだが、
その中の一軒

当日の訪問は20時過ぎで、
最早一回目の宴会客が掃けた後。

タベモノが残っているだろうかと
少々不安だったのだが、
女将さんが適当に見繕って出してくれる。


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《サラダ》こちらがお通しの代わり。
蟹と野菜がたっぷりと入っている。
適度な酸味。
さっぱりと美味しい。


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《野菜の煮物》
味付けは少々濃いめ。
野菜はどれも大きく切られ、
ごろごろと入っていて豪快。
里芋、人参、筍、牛蒡、オクラ、
それに蒟蒻。
面が取られたり、隠し包丁が入ったりと
手が掛かっている。


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《筍と鶏皮の炒め煮》
これも濃い味付け。
両方の具材にしっかりと味が染みている。
皮の脂は適度に落ちて、
こりゃあどうにも、止まらない旨さ。


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待望の《鍋》
一旦、全てに火が通され、
出汁も別に取られたものが
合わさって土鍋で供される。
なので、蓋をあけた瞬間に、
全ての野菜は最早くったりとしている。
水菜、人参、椎茸、白菜、大根、
何れも味が染みている。
しかし、矢張り出色は鶏で、
とっても大振りに切られ、
しかも、きっちりとした歯応え。
旨味もじゅわっと沁み出して来る。


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《スープ》
中途でぐいのみに柚子の切片を入れ、
スープだけ注いで渡してくれる。
く~、カラダ暖まる。
オマケに、滋味がたっぷりと溶け込んでいる。


鍋を食べ終わった後で、
雑炊という手もあったのだが、
特別にお願いして作ってもらった。

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《親子丼》
意図的に、ということだったのだが、
汁だく、味は薄目。
玉子は少々硬め、ご飯は柔らか目。
肉の切だしが大きいのは、嬉しいが。


更に追加で、焼き物もお願いする。

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《つくね》
軟骨も叩かれ、ぷちぷちとした食感。
いや、旨いわ、これ。
肉の味がギュッと詰まっている。


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手羽
これも大きい、大きい。
塩加減もほどほど。
勿論、皮目はぱりぱりだし。


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《レバー》
表面の焦げ目と
中のとろりとした按配が絶妙。


最初はビールで始め、
中途からワインに替える。
赤と白を各一本。

鶏料理にワイン、
合うな。

ちなみに、赤はこちら。
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《Chateau Saint-Mathieu 2011》
市価で千円程度だろうけど、
上々の味わい。

評価は☆五点満点で
☆☆☆☆。
次は焼き鳥類をもっとたっぷりと
味わいたいと思った。