RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ヒノマル食堂 肉そば なおじ@新橋 2013年1月30日(水)

行こうと思えば、何時でも行ける店ってゆ~のは、
逆に、中々行けないと言うパラドクス。

標題店もオープン三年が経とうとしているのに、
「目黒店に行ったことがあるから」とか
「他に選択肢無い時のリザーブ」などと考えて、
足を踏み入れて無かったのだが、
呑んだ後の〆の一杯を探していた時に、
目の前にこの看板じゃあ、つい飛び込んでしまうわなぁ。

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21時少し過ぎ。
硝子戸を覗き込むと、
幸い、店内の先客はゼロ。

二人の店員さんが、手持ち無沙汰な様子。

店先の券売機を確認し、

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特製つけ麺900円のボタンを
ぽちっと押す。


カウンター越に食券を渡し
暫し待つ。
つけ麺は茹で時間が7分掛かる旨の貼り紙がある。

中途、二人の来客。

その方達は、看板にある
《肉そば》オーダーの様で、
さくっと供され、《替え玉》も追加している。


で、「特製の方」と渡された一品がこちら。


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麺は中ストレート。
良い感じの麦色、香りも漂って来る。
表面はつるりんと滑らか。当然
啜り具合や咽越しも良好。
しかし、コシはしっかりとあり、
噛み心地は、最初やわやわ、
次にむっちり、ぷっちりと
ああ、何て美味しい。

ただ、量はさほど多くない。
茹で前で200g強かな。
〆には十分だが・・・・。


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つけ汁の粘度は緩め。
しかし、煮干系の味ががっつりと舌に響き、
適度なえぐ味と鹹味。
若干尖りはあるものの、
呑んだ後のだれた舌には、
この程度の強さは問題無し。

お、何か、中に白っぽい物体が浮遊している。

掬って見ると、おお、雲呑ではないか。
しかも、かなり大きめ。
表面はつるっつる。
皮が厚くむっちりとしている。
中の餡もそこそこ有り、
一気に口の中に入れると
嬉しい感触。
これが、二つもあるんだから、
もうたまりません。


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それ以外の具は、チャーシュー、メンマ、木耳。

チャーシューは麺の上を一面に覆っている
嬉しいビジュアル。

通常の平たいタイプのものが複数枚。
端の方には乱角状に解されたものもトッピングされ
何とも剛毅だ。
味付けは、何れも強め。

メンマも濃い色と味。
しかし、処理は丁寧で良好な歯応え。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

立ち食いの店で900円!
と最初は思ったが、
麺、つけ汁、特に具の内容を勘案すれば
全くの必然。
それどころか、随分と安く感じてしまった。

麺を大盛にしたって、
+50円で済むんだから。


注)
券売機の写真には、玉子が写っている。
食べた記憶が無いのだが、何分、酔っていたもので・・・・。
あと、つけ汁の中に、
デフォのメンマと若干の肉系が入っていたかも。
何れも少々あやふや。