このビル、飲食店は種々入っているのだが、
当該店は何時も人がそこそこ入っている繁盛店。
当該店は何時も人がそこそこ入っている繁盛店。
今回が確か四度目の訪問なのだが、
以前はカメラが無かったり、電池切れだったりで
写真を撮れなかった。
以前はカメラが無かったり、電池切れだったりで
写真を撮れなかった。
過去の訪問時の印象は、
油と味が控え目な、中華にしては優しい味付け、
というもの。
油と味が控え目な、中華にしては優しい味付け、
というもの。
さて、随分と久しぶりだが、何か変化があったりするかな。
お通しの《搾菜》。
これで三人前。どうにも、たっぷりだ。
そして大好きな《豆腐》。
干した豆腐を戻したもので、
高野豆腐よりも口当たりが滑らか。
少々、鹹さが増した気がするが、変わらず穏やかな味だ。
《叩いた胡瓜》は塩に加え、化学調味料がごってり掛けられ、
いろんな意味で舌がぴりぴりする。
え~っつ、こんなだった?
《高菜漬けと玉子の炒め600円》
玉子も高菜もたっぷりと使われ、
硬すぎない火の通し方も上々。
ただ、やはり独特の旨味を感じるなぁ。
《焼きギョーザ500円》
皮には美しい焦げ目。中の餡はたっぷり。
焼き立ては、やはり美味い。
《揚げなすの味噌炒め800円》
少々種の多い茄子だが、たっぷりと入っているのが嬉しい。
しかも、辛さも控え目だし。
《チンジョーロース600円》
これも比較的薄味。でもピーマンはしゃきしゃき、
肉が纏う薄い透明なつるりんとした膜の具合が、また善し。
《豚肉とジャガイモの辛子炒め600円》
じゃがいもくったりと、しゃっきりの中間。
同じ細さに切り揃えられた他の野菜ともども
良好な食感。辛子
と言っても、やはり辛さは抑え気味。
《スブタ700円》
これは取り立てて特徴が無い。
肉の切り方はユニークだけど。
《貝柱とモヤシ》
これが、今回の最大のヒット。
乾物の旨味が、湯に溶けだし、濃厚な味わい。
陽の香りがしながらも、海鮮の旨味が十分に舌に広がる。
ただ、戻し方には若干難があるのと、
これにも調味料が若干使われている様で、そこはちょっと、ね。
《浅蜊》
これも生姜が効いてさっぱりとした味。
浅蜊も大量に投入されて嬉しい。
《大根もち》
表面は相当カリカリで、嘗てこんなにぱりぱりしたのを見たことない。
しかし、中は蕩ける蕩ける。
ねっとりとした糯が詰まっている。
オーダーした一皿が、基本千円未満なので、
どんなに食べても、所詮はたかが知れている。
どんなに食べても、所詮はたかが知れている。
ただ、この日も、夜が更けるほどに席は埋まり、
十時前には満員だったが。
十時前には満員だったが。
評価は「庶民的中華」基準の☆五点満点で
☆☆☆★。
他に選択肢が無ければ、訪問アリ。