席数284の【CINE5】の入りは
五割程度。
五割程度。
封切り一か月後にも拘わらずこの状況は、
上々ではないか。
上々ではないか。
時代が求める「男」を体現しているのだろう。
で、『ダニエル・クレイグ』。
顔はとってもハンサムとは言えず、
不細工の部類。
が、鍛え上げた体躯は素晴らしい。
一方、振る舞いや知性の面では
どちらかと言うと粗野な印象で、
全体的な造形はアンビバレントだ。
顔はとってもハンサムとは言えず、
不細工の部類。
が、鍛え上げた体躯は素晴らしい。
一方、振る舞いや知性の面では
どちらかと言うと粗野な印象で、
全体的な造形はアンビバレントだ。
のっけのシーンから
息もつかせぬほど興奮させてくれる。
息もつかせぬほど興奮させてくれる。
主要人物のセリフや、
ストーリー全体の構造も
その点を示唆しているし、
なによりも、常とは異なり
攻めではなく、守る『ボンド』の造形も
今までは無かったところ。
ストーリー全体の構造も
その点を示唆しているし、
なによりも、常とは異なり
攻めではなく、守る『ボンド』の造形も
今までは無かったところ。
最近は、予告篇の編集が手練れて、
どんな作品も面白そうに見えてしまう。
どんな作品も面白そうに見えてしまう。
モノによっては、作品のキモの部分を
惜しげも無く使用し、
観終わった後で、予告篇の方が
(本編より)面白い出来なのは、ままあること。
惜しげも無く使用し、
観終わった後で、予告篇の方が
(本編より)面白い出来なのは、ままあること。
時間と料金の両面で臍を噛むことも多いのだが、
本作は予告篇からかなりピンと来ていた。
本作は予告篇からかなりピンと来ていた。
映画についても、今まで観たものについては
漏らさず星取り表を付けており、
☆☆☆☆未満であれば
再見の価値ナシなのだが、
本作はその基準を軽くクリアする、
シリーズ中の最高傑作に位置付けられるだろう。
漏らさず星取り表を付けており、
☆☆☆☆未満であれば
再見の価値ナシなのだが、
本作はその基準を軽くクリアする、
シリーズ中の最高傑作に位置付けられるだろう。