RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

東京肉そば 力屋@池袋 2012年11月16日(金)

【東口】前のロータリーを渡り
ヤマダ電機】の裏手の路地。

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間口は狭く、店内は鰻の寝床の様に
奥に長細い。

L字型のカウンターが十席程度。
11:40の入店で先客は五。
その後食べ終わって出るまでの来客も五で
そこそこの繁盛振り。

券売機は入り口左手。

食したのは、特製肉つけ麺塩中盛。
値段は930円。
麺量は、並・中・大の各盛りが
200・300・400gの表示で同料金。
《つけ麺》は複数の味があるが、
さっぱり系を選択。
表の看板に在る様に、「肉」がウリの様だが
今回は控え目に「特製」にしておく。
味の濃さも指定できるようだが、
特にリクエストはしない。


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麺は中太ストレート。
淡い小麦色。
鼻を近づけると麦の香りが立ち上がる。
そう言えば、店内に「傾奇者 使用店」なる札が
掛かっていたな。
角が立ち、外見からもむちむち感が伝わって来る。
もちっとした歯応え、滑らかな喉越し。
ただ、量の表示は茹で後の様で、
大盛を選択すれば良かったと、少々後悔。


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つけ汁は塩。
薄い琥珀色、透明感がある。
表面を大量の胡麻が覆い、
更に付加されている胡麻油も薫る。
塩の尖りの無い、出汁の旨味が全面に出た軟らかな味。
力強さは無いが、麺の味を引き立てる汁。
貝類の乾物の、日向の様な味も仄かに響き
まずまず良い感じだ。


具材は、チャーシュー、メンマ、玉子、海苔、葱、水菜。

デフォのチャーシューは小さい骰子大が相当数入り、
これは嬉しい。
トッピングのそれは短冊大が三枚。
何れも薄味。軟らかく煮上がり、汁の味を邪魔しない。

メンマは薄い色と味。
軟らかく丁寧な処理が伺える。

玉子は黄身が蕩けるものが半分。
表面に薄い色は付いているものの、
さほど濃い味付けではない。

海苔は短冊大が一枚。
厚みがり良品。

葱と水菜は塩味にはお約束。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
正直、あまり期待してなかったんだけど、
実際はかなり良かった。

店頭の看板のごつい書体を裏切る
穏やかな一品。