RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

花家@神保町:和食~見た目も重要な要素なんだよな

数ヶ月振りではあるのだが、
美味しさは勿論、美しさも再認識。

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《お通し》
左端の白いものは擂り胡麻
てっきり白和えかと思ったので意表を突かれた。
右端の柿の細工モノの原材料はお麩。
すげ~。本当にちっちゃい柿かと思ったよ。
中には甘目の胡麻餡。

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《お造り》
鯛と鮪。
鯛は仄かに飴色。程好く熟成し、
歯応えよりも旨味が勝。
鮪は大間。「少し早い」と言っていたけど、
中々の脂の乗りと香り。

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《土瓶蒸し》
鱧・松茸・海老・銀杏・
鱧は大振り。
松茸はしゃくしゃくした歯応えと香り。
酢橘を搾り入れ、味わう汁は、何て美味いんだろう。

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《牛舌煮込み》
これが和食か?
しかし、田楽味噌仕立ての
味わいは、正しく”和”。
牛舌は適度な歯応え。
処理も含めて、
取り合わせの妙だな。

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《蒸し鮑・雲丹・栗》
鮑の厚みが素晴しい。
しかし、軟らかさは、入れ歯の人でも
十分に噛み切れるだろう。
掛けられているのは、肝を裏ごししたもの。
滑らかで濃厚だ。

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《兜煮》
デカイ。
甘辛い。
身はさほど多くないが、
骨周りをせせると、無口になるのは
そこまでの味だからだろう。

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《蟹》
剥き身にしたのものが、たっぷりと。
香りも勿論だが、特有の旨味も
十分だ。

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《食事》
鯛飯。
わはははは。もう笑うしかない。
実は、御替わりをして、もう一膳。
赤出汁・香の物も、ちゃあんと
一人前付いて来るんだからなぁ。

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《デザート》
梨。
シロップに漬け込まれている。
かと言って、素材の味は損なわれていない。
上には、砂糖椰子。


そんなこんなで、今日もお腹一杯。
ご馳走様でした。