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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

七重の味の店 めじろ@川崎 2010年10月14日(木)

【BE】に入店している当店の訪問は昨年から二度目。
前回は《黒ざる》を食べている。

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入店時間が、15時と、常にも増して遅いことから、
さっぱり目で量も少ない店・メニューを選択。

こんな時間でも、一人・二人と来客はあり、
カウンターは全部が空席、ということは無い。


食したのは、つけめん 白ざる 塩。
値段は850円。

麺は細ストレート。麦の香り。
僅かに灰色掛かった麺は、軟らかめ。
芯の部分に多少のコシを感じる程度。
それでも、喉越しは良いし、啜り具合も上々。
量は、矢張りかなり少ない。
中央には、刻み海苔が乗せられている。

つけ汁は塩。
かなり芳ばしい香りがする。
塩よりも、出汁で味を取っているようで、
喉の渇かない、しかし力強い鹹さ。
魚介由来だろうか、旨味と表面の油で
コクが添加されている。
柚子胡椒が添えられているので、
溶かしながら頂く。

具は、チャーシュー、メンマ。

チャーシューは、乱角が数個と、腿ロース(多分)が一枚。
何れも、軟らかく煮上げられ、口の中でほろりと崩れる。

メンマは色薄く、柔かい。
穂先っぽい部位も混ざっている。
独特の香りと味付け。
中々癖になる。

評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
前回食した《醤油》とは、あまりにも異なるビジュアル、
味の方向性に、ビックリすると共に、
その広がりに、脱帽する。