RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

びぎ屋@学芸大学 2010年4月9日(金)

東口に出て、駅を背に、目の前の商店街を、ひたすら直進。
もう、これでもか、と言うくらい直進。
途中の美味しそうな定食屋さんにも目もくれず、直進。
やがて左手に、白地の看板と、レトロな硝子の引き戸が見えてくる。

イメージ 1

席はL字型のカウンター七席と四人掛けのテーブルが一卓。

13時少し過ぎの入店だが、中は半分程度の混み具合。
その後も客は三々五々出入りし、食べ終わる迄、
同程度の状態が続く。
女性の姿もちらほら見るし、理想的な食環境。

入ってすぐ右側にある券売機で食券を買う。

食したのは、醤油らーめん麺半熟玉子入り+めん大盛。
値段は800+100で900円。

ややあってカウンター越に渡された丼の表面は、
美しいビジュアル。

白髪葱の上には小口の青葱。
チャーシューは、何れも花札大のロース一枚、バラ二枚。
ロースはちゃあんと縁に赤い色が付いている。
メンマも二種。通常と穂先。
海苔と半熟玉子もバランス良く配されている。

麺は中細ストレート。
白色がかったトンコツラーメンに用いるタイプに似て、
表面は透明・芯は白。
滑らかさは無いが、スープの持ち上げは抜群。
コシも有り、ピンピンしている。

スープは、醤油。琥珀色で透明感には欠けるが、
強く鶏、煮干の味も感じる。
滋味深く、啜ると、思わず、「ふはぁ~」と声が出る。
最終的には、全て飲み干してしまう。

チャーシューは別々の味付け。軟らかいし、
味も染みている。

メンマは穂先は勿論、通常モノも十分に軟らかい。

玉子も薄い琥珀色に、白身は硬めながら、黄身は表面だけが固まり、
中はトロトロ。
スープに漬していただくと、おお!美味い。

熱いのを頑張って食べた達成感と満足感。

評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。