RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

紅虎餃子房@川崎 2010年10月10日(日)

《ニラとエビ焼きまんじゅう》や《海老巻き》の美味さを知ったのは、
この店のお陰だった。
各所でスクラップ&ビルドを繰り返しながら、
首都圏では確実に根を広げている。

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チネチッタ】に展開する当該店で、
《つけ麺》が提供されていることを知ったのは
店頭のポスターで、極、最近のこと。

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さて、個人的には《餃子》の教祖とも言える店が出す
《つけ麺》の具合はどんなだろう。


13時頃の入店で、中はほぼ満席。
出る客と入る客で、席の埋まり具合はほぼ均衡している。
自分のように麺・米だけを食す人。
複数の惣菜を取って、ビールと嗜む人と、客層も多種である。

食したのは、特上つけ麺。
値段は980円。
味は、醤油と辛味を選べるので、迷わず前者を選択。

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麺は中ストレート。独特の香り。
色は薄茶。湯気が立っており、冷水に晒してはいないよう。
見た目通りの軟らかさで、かなりくたっとしている。
噛み切る時の弾力もほぼ無く、断面が正方形のかなり軟らかい饂飩を
啜っている感じ。
そして、これが一番の問題なのだが、量が少ない。
一瞬、目が点になった。

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つけ汁は醤油。
とは言うものの、外見が薄茶で、
醤油を感じさせる点はさらさら無し。
表面に大量の白胡麻
葱も添えられているが、穂先の部分を発見。少し萎える。
中華風にかなりのとろみ。麺への絡みは良し。
濃いスープを食べている様な印象。

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具材は、チャーシュー、メンマ、味玉、海苔、キャベツ、そぼろ肉。

チャーシューはロースと思われる部位。
香草類を使い、色濃く、香り良く熱を加えてある。
口の中でほろりとほどける。

メンマは色薄く、柔かい。繊維も感じない。
これも独特の香り。煮込む時に、香草類を加えているのか。

玉子は黄味までカチカチ。
表面には濃い色が付いているが、味は中迄染みていない。

そぼろ肉は辛味を帯びた濃い味付け。
つけ汁に投入すると味が変化し、とろみも増す。

評価は、☆5点満点で2.5(☆☆★)。
良い素材を使っているのは判る。
でも量が少なすぎ。
値段の割りにパフォーマンスが悪すぎ。