RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺屋33@神保町 2009年12月25日(金)

神保町駅】のA5出口から出たら右に。
【白山通り】を【水道橋】方面に200m直進した右手。

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軒先の販売機で食券を買う。
と、入り口に控えていた男性が、食券を受け取り、色々と確認。
「つけ汁に柚子を使っていますが大丈夫ですか?」
「海老の油を使っていますが、アレルギーはありませんか?」
う~ん丁寧だ。

案内されて中に入ると、細長い店内。
一直線のカウンターが7席。奥のカーテンの後ろに四人掛けのテーブルが2卓。

中でも、「お荷物は、足元のフックにお掛け下さい」
上着をお預かりします」と更に丁寧な接客。

カウンターの上も清潔そのもので、置いてある蓮華の上に汁が飛ばないよう、
ナプキンが掛けられている。
ディスプレイのセンスも良いし、高さが調整できる椅子も素晴しいぞ。
高感度アップだ。

開店の11時に入店したので、イの一番。
その後は続々と来客が有り、あっと言う間にカウンターは満席。

食したのは、特製つけめん33塩+大盛
値段は1,000+100で1,100円。中盛は並と同料金らしいが、絶対に足りないと踏んだ。
太麺なので、茹でるのに少々時間がかかりますとの表示あり。

麺は中平ストレート。麦の香り。表面が艶々して、結構な分量。
噛み切るときの歯応えも良く、ツルツルと食べられる。

つけ汁は鶏塩。でも色はかなり茶色。表面を透明な油が厚く覆う。
かき混ぜながら、麺をつけ、啜ると、独特の甘味と旨味が混然一体となって、
何とも言えぬ味。
濃厚ながら軽やかさを感じ、柚子の味も画竜点睛。
うまい、これ。直接飲んでみると、鶏の味が立ち上がってくる。

麺の上のトッピングは、モヤシ、海苔一枚、小松菜。

つけ汁の中には、チャーシュー、つみれ、メンマ、味玉。

チャーシューは、鶏・乱角の豚・薄切りの豚と複数種が入っている。
個人的には、乱角が一番旨かった。

つみれはかなり大振り。軟骨まで叩いてあり、口に入れるとこれも柚子が香る。

メンマは拍子木状。味も良いし、柔かい。

玉子の黄味はトロトロ。和風出汁の味を、仄かに感じる。

最後にスープ割りをしてもらったが、この時にも
「葱を入れても大丈夫ですか?」と確認される。勿論OKさっ。

よ~く掻き混ぜて食べると、おお、これは上等の水炊きを食べた後、
鶏と野菜の旨味がたっぷり溶け出した汁で作った〆の雑炊の味そっくりではないか!
うま~~い。

評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。

次は絶対醤油を食べようと思うし、
(おそらく)今年を締め括る一杯として最良であった。