RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

貝と煮干し、時々濃厚@大手町 2022年7月15日(金)

一ヶ月前に【大手町ビル B2F】にオープンの新店。

『むぎとオリーブ@銀座』の運営と聞いている。

【大手町ビル】は【C7/E2】出口が至便。

店内は厨房を囲むコの字型十一席のカウンター、
二人掛けのテーブルが三卓。

11:00の店頭着で四人の待ちに接続。
開店したのは定刻の6分遅れ。
食券を購入し、席に着くのに更に3分を要す。

その後の来客は続々で、ほぼ満席が維持される。


券売機は店の外、向かって左側。

タッチパネル式の上に、現金不可なので注意が必要。

食したのは、
淡麗貝出汁つけ麺。
値段は1,100円。

麺の冷温と量も、タッチパネルで指定する。
ちなみに、並と大は同料金なので、迷わず大盛りを選択。

食券を渡すと
「ライスサービスです」との声掛けあるも、常の如く遠慮する。


9分の待ちで先につけ汁が、
その1分後には麺が供される。

具材がかなり豪勢だ。


豚のチャーシューは低温調理のロース。
広げると大人の手の大きさほど。
薄めも、その面積で十分に相殺。

軟らかく、軽く大蒜の香りが染みている。


つけ汁の中には、やはり低温調理の鶏の乱角がたっぷり。
これは嬉しい。


鶏肉の低温調理は麺の上にも。
花札大で厚みがある削ぎ切りが二枚。
しっとりしている。

メンマは細目の拍子木状。
濃い色付きで瑞々しく軟らか。

青菜も一つまみ。
これも軟らかく煮上がっている。
緑色も鮮やか。

貝の中には蛤のペーストと柚子胡椒。
これは追い追いつけ汁に溶かし味変を楽しむ。


海苔一枚は厚みがあり香りも良い。

鳴門もちょこんと置かれている。


麺線は綺麗に整えられている。
水で〆られ、きらきらの光沢。

表面は滑らか。一気に啜り咀嚼すれば
つるしこの食感。

量は280gくらいか。
三河屋製麵」の麺箱が店の奥に積まれている。


つけ汁は貝出汁の旨味がしっかりする。
醤油の味も付いているかしら。

香りの良さは勿論も、クセのある貝の味を
巧く昇華し食べ易く供している。

麺を食べ終わり、予めポットに入って置かれている割りスープを注げば、
貝らしさが更にブースト、
美味しく完飲する。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


最初に値段を見た時は少々怯んだが、
盛り込まれている具材の種類と量
麺とつけ汁を総合すれば納得の値付け。

この系列は、やはり外れが無い。