RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

Shinasoba Tanaka second@秋葉原 2016年5月20日(金)

【昌平小学校】裏手。
『福の神食堂』の跡地。

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店内は厨房に向いた変形L字型のカウンターが十二席。

11:00の店頭着でイの一番。
その後は続々の来客。食べ終わって出る頃にはほぼ満席に。

券売機は入り口右手。


食したのは、
得のせ塩つけ麺。
値段は980円。

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表の看板にもあったけど、
食券を渡すと、
中盛り(1.5玉)・大盛り(2玉)無料です、と声が掛かる。

勿論、大盛をお願いする。


五分ほどで麺とつけ汁が供される。


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おお、「得のせ」の威力は素晴らしい。
麺がほとんど見えない。


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麺は中、やや細、平、ストレート、僅かに捻じれ。
表面艶々でつるつる。

啜り易いのなんのって、一本がかなりの長さなのにもかかわらず
一息でするっと口の中に入って来る。

しこっとした噛み心地。
喉越しも良好。

量もたっぷり300gはある。


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つけ汁は塩。
少し茶味掛かるも、透明感のある清湯。

鶏ベースと思われるが、
魚介系の陽向の香りも底に潜む
じんわりとした味。

添えられている柚子片の味香も
きちんと認識できるほど。

次第に優しい旨味が沁みて来る。


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中にはデフォと思われる
鶏の乱角がたっぷり入る。
臭みも無く軟らかい。


具材は、チャーシュー、メンマ、玉子、海苔。


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チャーシューは大人の掌大、厚みあるバラ巻が三枚。
豚らしい味と噛み応え。
さっと炙られ芳ばしく、表面には脂も浮いている。

これはつけ汁に入れると味が変わるな、と
最初は我慢、中途から投入。

やはりコクが添加される。


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メンマは極太の拍子木状。薄色で薄味。
さくりと硬さも気にならない。


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玉子は均等に色付き、燻煙されている薫り。
半分に割れば黄身はとろんとして濃厚。


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海苔は七cm四方が三枚。
厚みがある。


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茎が赤身掛かった野菜も添えられている。
スイスチャード?


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


大元の麺とつけ汁も十分なのに
特製分の満足度も高い。

先の店が無くなったのは残念だけど、
後を継ぐ当店も文句なく素晴らしい。