RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

支那そばや 本店@戸塚

その所在地から、たぶん一生行くことは無いだろうと思っていた。
なにせ交通費だけで
ほぼラーメン一杯分相当の往復で千円近くかかる。

また、二年前に「東京ラーメンストリート」に出店された時にも食べているし。

が、今回、移動の中途で下車しても、
運賃の総額は変わらない(いや、寧ろ安くなる)ことに気付き、
ならばと嘗て未訪の駅に降り立つ。

【西口】に出て、【旧東海道】と【国道1号】の交差点から
【清源院】方面に入って直ぐの右手。

店内は厨房に向いたストレート六席のカウンター、
四人掛けのテーブルが三卓。

ただ、カウンターは一席空けての案内となっているよう。

12:45の着で店頭には先待ち四人。

6分後には人数確認ののち入店。


券売機は入り口右手。

食したのは、
醤油らぁ麺。
値段は1,200円。

二年前からは相応の値上げに。


そこから6分ほどの待ちで供された一杯。

当たり前だが、記憶にあるのとまるっきり同一の外見。
立ち上がる香りも同様。


チャーシューは大人の掌大のバラ巻二枚。
厚さには多少の差があり。

肉々しいながら、すいっと歯が通り、
脂肪はじゅんと美味しい。


メンマは穂先が二本。
軟らかく出汁の味も染み、
それでいて、昔ながらのメンマの味わい。


短冊大の海苔一枚は
黒々とし、厚みがあり、ぱりっと。


麺は細、ストレートでしなやか感触。
するっと啜れ、ぷっつりした噛み応え。

歯が通れば麦の味が流れ出し、
滑らかな喉越し。

量は150gほどあるか。


スープは鶏メインの醤油で
乾物魚介や豚骨も入っていそう。

表面には薄めに油が張られ。

醤油の尖りは無く、軟らかで鄙びた旨味。
懐かしい記憶が刺激される。

外気温は暑い最中を、八割ほどは飲んでしまう。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


「期間限定」も出されてはいたが、
通常の《塩らぁ麺》を食べる手もあったなぁ。