二ヶ月前に『喜丸』の跡地(「三田製麺」の隣)にオープンの新店。
先の店は開店間もない頃を含め
二度ほど行ったけど、よく九年ももったなぁというのが
正直な感想。
店内は厨房を囲むL字型十席のカウンター、
二人掛けのテーブルが六卓。
13:00の入店で先客は十。その後
食べ終わって出るまでの来客は四。
券売機は入り口左手。
食したのは、
特製らーめん。
値段は900円。
通常品+100円で「特製」なので、
選ばぬ手はない。
しかも替玉が一玉無料とのこと。
食券を渡す際に「硬めで」とお願いすれば
「バリ、ですね」と翻訳される。
成程ね。
そこから6分ほどの待ちで
カウンター越しに渡された一杯。
おや、シンプルな{トンコツ}かと思ったら、
かなり茶濁している。
チャーシューはトランプ大、
薄めのロース肉が三枚。
切り置きの臭いがする。
玉子はやや小振りながら
茹で加減は良好。
表面には軽く味も染みている。
青葱と木耳が一つまみ。
後者はこりこりな食感。
海苔三枚はトランプ大。
麺は極細、ストレート。
表面粗く、ぱつんとしている。
指定した茹で加減ほどの硬さは感じず、
ぷつぷつと歯が通る食感。
量は100gちょっとあり。
スープは{トンコツ}も
醤油ダレも多めに入っているよう。
粘度もありミルキー。
臭みもなく軟らかめの穏当な味わい。
悪くはない一方、インプレッションも弱め。
七割ほどを飲む。
替玉は「麺バリ」で。
今度は小麦の味を強く感じる
粉っぽさも残る茹で加減。
ごわごわが残り、さくさくの歯切れ。
これが正しい気がする。
厨房内には「麺の麻生」の麺箱。
紅生姜をたっぷり入れ、
次いで芥子高菜を。
こちらは胡麻油と辛味が効いている。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
コスパが良いと感じる一店。
あと、厨房内に居る男性は
何処かで見た記憶があるんだが・・・・。